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第23回JFL 第7節「ヴェルスパ大分が逆転勝ちで連勝、今季ホーム初勝利!」


第7節 ヴェルスパ大分 vs ホンダロックSC(2021/5/1)より

 第23回JFL第7節が5月1日(土)に7試合が開催され、勝利したHondaは6勝1分けで首位をキープ。いわきと鈴鹿のJリーグ百年構想クラブ対決は、いわきが逆転勝利で3位に浮上した。

 ※ラインメール青森-MIOびわこ滋賀は開催中止、高知ユナイテッドSC-奈良クラブは前半10分で雷が鳴り中断し、その後も回復が見込めないことからこの日の開催を中止しました。
 *試合なし:ヴィアティン三重

 ヴェルスパ大分とホンダロックSCは「昭和電サA」で対戦。強風の中、風上のロックが前半はシュート数で上回り、40分に高橋健が右サイドから逆サイドにロングボールを入れると、それを小野尚樹が胸でトラップし決め先制。ロックが1点リードで折り返す。後半は風上に立つV大分が優位に攻める展開となり、54分に右からのクロスボールにゴール前で相手のクリアボールを村田勉が詰め同点とすると、66分には右コーナーキックからのボールにゴール前で高い打点から中村真人が頭で合わせ逆転。さらに自陣で直接フリーキックからのボールに、ゴール前で中村真人が頭で落としたボールを藪内健と詰め3点目。その後はロックの反撃を抑え3-1で勝ち連勝、今季ホーム初勝利となった。ロックは3試合連続勝利なし。

 ソニー仙台FCとFCティアモ枚方は「角田」で対戦。前半27分に枚方は武田航太朗が相手ボールをカットし前線へ、それを受けた佐藤諒がペナルティエリア外からゴール右隅にミドルシュートを決め先制。シュート数ではソニーが上回るが、枚方の体を張った守りの前で決定機に決められず、枚方が1点リードで折り返す。後半は56分に枚方が相手ボールを佐藤諒がカットし曺永哲がドリブルで駆け上がり左サイドにパス、それを受けた井上翔太がミドルシュートを決め追加点。その後はソニーがボールを持つ時間が長く89分に右サイドからのクロスボールにゴール前で内野裕太が繋いだボールを鈴木啓太郎が決め1点を返すが、あと一歩及ばず枚方が1点差で勝利。ソニーは開幕戦以来となる黒星となった。

 Honda FCと東京武蔵野ユナイテッドFCは「都田」で対戦。前半からHondaが優位に攻める展開も、守りを固める武蔵野の前に決定機に決めきれず。武蔵野は前半シュート数ゼロで、前半はスコアレスで折り返す。後半はHondaが52分にカウンターから繋いだボールを児玉怜音が決め先制すると、88分には右サイドで直接フリーキックのチャンスに、石田和希が直接ゴールを狙うが相手ゴールキーパーがクリア。しかしそのボールを池松大騎が詰め追加点。武蔵野も後半はサイドを使った攻撃等でチャンスを作りシュートまで持って行くがHondaの守備陣の体を張った守りの前にゴールならず試合終了。2-0でHondaが勝ち3連勝で首位をキープ。武蔵野は今季まだ勝利なし。

 いわきFCと鈴鹿ポイントゲッターズは「いわきGF」で対戦。前半から互いに攻守の切り替えの早い展開でチャンスを作るが決めることができず、35分に鈴鹿は西村仁志が蹴った右コーナーキックからのボールに、佐藤昴洋がゴール前で高さのあるジャンプから頭で合わせ先制。鈴鹿が1点リードで折り返す。後半は風上に立ついわきが優位に攻める展開となり、72分に右コーナーキックからのボールにゴール前で相手のクリアボールを繋ぎ、最後は嵯峨理久が決め同点。そして86分にいわきは右サイドで繋いだボールからバスケス・バイロンがゴール前にクロスボールを入れると、平岡将豪が相手選手との競り合いから頭で合わせ逆転。その後は鈴鹿に決定的なチャンンスを与えず2-1で勝ち3試合ぶりの勝利で3位に浮上。鈴鹿は今季2敗目で4位に後退。

 松江シティFCとFC刈谷は「松江」で対戦。強風によりゴールが倒れ破損し取り替え作業のため70分遅れの14:10にキックオフ。前半3分に松江はカウンターから堀田佳佑が態勢を崩しながらも右サイドの髙畑智也にパスを出すと、それを受けた髙畑が右サイドから中央にドリブルで持ち込み落ち着いて決め先制。33分には相手のパスミスを田平謙が奪いゴール前にパス、それを遊馬将也が決め追加点。前半は松江が2-0で折り返す。後半は雨が強くなる中で、互いにシュート3本とゴール前でチャンスを作るが互いに決定機に決められず、このまま試合終了。松江が2-0で勝ち4試合ぶりの勝利。刈谷はこれで開幕から7連敗となった。

 高知ユナイテッドSCと奈良クラブは「春野陸」で対戦。開始早々に奈良クラブは、左サイドをドリブルで駆け上がった加藤徹也がゴール前にクロスボールを入れると、ゴール前で浜田幸織が落とし、それを山本宗太朗が詰め先制。その後は11分に雷が鳴り中断。その後も雷がおさまることがなく、15時にこの日の試合中止を決定した。

 FCマルヤス岡崎とF.C.大阪は「豊田陸」で対戦。前半15分にFC大阪は舘野俊祐が右コーナーキックから蹴ったボールに、橋本侑紀がニアに飛び込み頭で合わせ先制。35分には右コーナーキックからのボールをゴール前で繋ぎ、最後は町田蘭次郎が頭で押し込み追加点。マルヤスもチャンスを作るが決めることができず、FC大阪が2点リードで折り返す。後半は49分にFC大阪は大山武蔵が右サイドからドリブルで駆け上がりゴール前にクロスを入れ、相手ゴールキーパーのクリアボールを久保吏久斗が決め3点目。マルヤスも51分に左コーナーキックからのボールに、ゴール前で多々良敦斗が頭で合わせ1点を返すと、後半はシュート数で上回るもFC大阪の体を張った守りの前にチャンスに決められずこのまま試合終了。FC大阪が2点差をつけ勝ち今季未だ無敗で2位をキープ。マルヤスは今季初の複数失点で初黒星となった。

 次節(第8節)は5月5日(水・祝)に7試合が開催される。
 ※FCティアモ枚方-奈良クラブは開催中止(5月26日(水)に代替)
 ※第8節試合なし:ホンダロックSC