日本フットボールリーグオフィシャルWebサイト

TOPICS

第23回JFL 第8節「ラインメール青森が首位Honda FCから今季初勝利を挙げる!」


第8節 ラインメール青森 vs Honda FC(2021/5/5)より

 第23回JFL第8節が5月5日(水・祝)に7試合が開催され、首位のHondaと2位のFC大阪が共に今季初黒星で、青森は今季初勝利。高知とのJFL入会同期対決を制したいわきが2位に浮上した。
※FCティアモ枚方-奈良クラブは開催中止となりました。(5月26日に代替)
*試合なし:ホンダロックSC

 鈴鹿ポイントゲッターズとFCマルヤス岡崎は「AGF鈴鹿」で対戦。悪天候の影響もあり、共にボールコントロールが難しい状況ながら互いにチャンスを作るがシュート2本と少なくスコアレスで折り返す。後半はAGF鈴鹿での試合を得意とする鈴鹿がシュートゼロに対しCK3本、シュート2本でマルヤスがやや優位な展開も決定機には決めきれずこのまま互いにゴールなく試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。鈴鹿は2試合勝利がなく、マルヤスは今季4試合目の無失点。

 ヴィアティン三重とソニー仙台FCは「アサスタ」で対戦。こちらも悪天候の中での試合。前半のシュート数はV三重が3本でソニーが8本とソニーが優位な展開も互いに決定機に決めきれずスコアレスで折り返す。後半は66分にソニーが右サイドから三浦祐希がドリブルで持ち込み中央へ、藤原元輝が繋ぎ最後は石上輝が右隅から押し込み先制。しかし後半はシュート数で上回るV三重が81分には池田直樹が相手ボールをインターセプトしゴール前までドリブルで持ち込み左サイドにパス、それを受けた菅野哲也が角度のないところから落ち着いて決め同点。その後は互いにチャンスを作るも決められずこのまま試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。V三重、ソニー共に直近は2試合勝利なし。

 いわきFCと高知ユナイテッドSCは「いわきGF」で対戦。開始早々の2分にいわきは左CKからのボールにゴール前で山口大輝が頭で繋ぎ相手のこぼれ球を古川大悟が詰め先制すると13分には中央で山下優人からのパスに山口大輝がシュートし、相手GKのクリアボールを古川大悟が詰め追加点。高知は前半終盤までシュートゼロだったが45分に左サイドのスローインから繋いだボールから平田拳一朗がゴール前にクロスを入れるとフォアサイドに走り込んだ西村光司が決め1点を返し前半を折り返す。後半は65分にゴール前、相手のクリアボールから繋いだボールをやや右サイドの距離のあるところから西村光司が豪快なミドルシュート決め同点に追いつく。しかし後半だけで12本のシュートを放ったいわきは78分に相手のクリアボールを繋ぎ日高大が左サイドからのロングクロスを入れるとゴール前で吉澤柊がダイビングヘッドで決め、これが決勝点となりいわきが3-2で勝ち2位に浮上。

 F.C.大阪とMIOびわこ滋賀は「花園第2G」で対戦。こちらも悪天候の中、前半はシュート数で上回る滋賀が9分に右CKからのボールにゴール前で小口大司が頭で合わせ先制。FC大阪もチャンスを作るが決めきれず滋賀が1点のリードで折り返す。後半はシュート数ではFC大阪が上回るが滋賀の守備陣が体を張った守りで相手ゴールを許さず、逆に滋賀は73分に相手のクリアボールを繋ぎ長谷川覚之がゴール前にパスを出すと裏に抜け出した竹下玲王が決め追加点。その後はFC大阪の反撃を抑えた滋賀が相手のゴールを許さず2点差をつけ今季アウェイ初勝利で2勝目。FC大阪は今季初黒星。

 東京武蔵野ユナイテッドFCと松江シティFCは「味フィ西」で対戦。前半11分に武蔵野は飯島秀教の右サイドのロングスローからゴール前相手のクリアボールを右サイドから走り込んだ飯島秀教が豪快にミドルシュートを決め先制。前半は互いにシュート5本ずつで松江もチャンスを作るが決定機に決められず武蔵野が1点リードで折り返す。後半は武蔵野がシュート数で上回るが松江の守備も堅く、逆に松江は74分に左サイドのスローインから繋いだボールを中央距離のあるところから垣根拓也がミドルシュートを決め同点に追いつく。その後は互いにチャンスを作るが決められず1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。武蔵野は今季4試合目の引き分けで未だ勝利なし。松江は今回も連勝とはならず。

 ラインメール青森とHonda FCは「新青森球」で対戦。前半6分に青森は左サイドから菊池大樹がドリブルでゴール前に持ち込みパス、それを山田雄太が決め先制。Hondaは前半シュート数では青森を上回るも決定機に決めきれず青森が1-0で折り返す。後半は互いにシュート数4本ずつで攻守の切り替えの速い展開で68分にHondaは右サイドから繋いだボールに石田和希が逆サイドにクロスを入れると待ち構えていた岡崎優希が落ちついて左隅に決め同点。同点に追いつかれた青森だったが87分に右サイドのクロスボールからゴール前でシュート、相手のクリアボールが繰り返され最後はバーの跳ね返りを平出涼が頭で押し込み再びリード。その後はHondaの反撃を体を張った守りでゴールを許さず2-1で首位のHondaに勝ち今季初勝利。Hondaは今季初星となった。

 FC刈谷とヴェルスパ大分は「刈谷」で対戦。こちらも悪天候の中で前半はV大分がシュート数で上回り優位に攻めるも互いに決定機に決めきれずスコアレスで折り返す。後半もシュート数で上回るV大分は前田央樹が右サイドで相手ボールを奪いゴール前にクロスを入れるとゴール前で篠原宏仁が繋いだボールを藤本拓臣が右足のアウトサイドでゴール右隅に決め先制。その後も追加点を狙ってチャンスを作るが決めることができず。刈谷は後半シュートゼロでゴールなし。V大分がこのまま逃げ切って3連勝となった。刈谷はこれで開幕から8連敗となった。

 5月8日(土)、9日(日)は天皇杯予選期間でリーグ戦は休み。次節(第9節)は5月15日(土)に3試合、16日(日)に5試合が開催される。
※第9節試合なし:FC刈谷