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天皇杯 JFA 第101回 全日本サッカー選手権大会 2回戦「V大分は山形に、Hondaが横浜FMに勝ち 3回戦進出!」


天皇杯2回戦 モンテディオ山形 vs ヴェルスパ大分(2021/6/9)より

 天皇杯JFA第101回全日本サッカー選手権大会のJFLが対戦する2回戦が6月9日(水)に6試合が開催された。JFLからは6チーム出場。ヴェルスパ大分がモンテディオ山形(J2)にHonda FCが横浜F・マリノス(J1)に勝ち、この2チームが7月7日(水)開催の3回戦へ駒を進めた。
※2回戦残り1チーム(鈴鹿ポイントゲッターズ)は6月16日(水)に開催。


■2回戦の結果
 ※【 】は、マッチナンバー、得点後の(  )は背番号

◎6月9日(水)
【32】19:00 NDソフトスタジアム山形(NDスタ)
モンテディオ山形(J2) 1-2(前半1-1、後半0-1) ヴェルスパ大分(アマチュアシード)

V大分得点:45分(11)利根瑠偉、49分(11)利根瑠偉
失点:16分

 ヴェルスパ大分はJ2のモンテディオ山形と対戦。前半はシュート数で上回る山形が16分に決め先制。V大分も再三決定機を作り5本のシュートを放つが決めることが出来ず終盤へ。このままリードされて折り返すと思われた45分にV大分は右サイドで本多琢人がゴール前にクロスボールを入れるとゴール前で利根瑠偉が頭で合わせ1-1の同点とし前半を折り返す。後半はV大分がシュート数で上回り、49分に中村真人がドリブルで持ち込みシュートを放ち相手GKが弾いたボールを利根瑠偉が詰めV大分が逆転。その後も追加点を狙ったが決定機に決めきれず。しかし終盤の山形の猛攻に体を張った守りでゴールを許さずこのまま試合終了。V大分が2-1で勝ち1回戦に続き連続でJ2クラブを撃破し2回戦へ駒を進めた。


天皇杯2回戦 横浜F・マリノス vs Honda FC(2021/6/9)より

【33】18:00 ニッパツ三ツ沢球技場(ニッパツ)
横浜F・マリノス(J1) 2-2(前半0-1、後半1-0、延前1-0、延後0-1、PK3-5) Honda FC(静岡県)

Honda得点:28分(1)楠本祐規(PK)、106分(13)岡崎優希
失点:67分、102分

 Honda FCはJ1の横浜F・マリノスと対戦。前半序盤からHondaがボールを持つ時間が長くファーストシュートは児玉怜音が放つ。そして28分にHondaが横浜FMゴール前で児玉怜音が倒されPKのチャンスを得るとこれをGKの楠本祐規が倒れながらも左上隅に決め先制。その後は横浜FMが人数をかけてHondaゴールに迫るがHondaの守備陣が体を張った守りでゴールを許さず前半を終えHondaが1-0で折り返す。後半は横浜FMが積極的にボールを繋ぎながら優位に攻め決定的なチャンスを作るがHondaの守護神である楠本祐規が好セーブを連発するなど守備陣が体を張った守りで相手ゴールを許さない。62分に横浜FMが4人の選手交代を行うと左サイドからのクロスボールをエウベルが合わせ同点とする。その後も耐える時間が続くHondaだったが終盤にはチャンスを作るようになり、横浜FMゴールに迫るようになり決定的なシュートも放つが相手GKの好セーブもありゴールならず。そしてアディショナルタイムでも決着がつかず延長戦へ。延長前半は横浜FMが102分に左からの低いクロスにレオ・アセラが決め1点リードするが延長後半は106分にHondaが左からのクロスボールをゴール前で八戸雄太がスルーで相手を引きつけ背後にいた岡崎優希が左上隅に決め同点に追いつく。その後は互いに決定的なチャンスに決めきれず2-2の同点でPK方式へ。先行のHondaが一人目を決めると横浜FMの一人目をHondaのGK楠本祐規が止める。その後はHondaの4選手が全員決めPKは5-3で勝ち2回戦に駒を進めた。


【41】19:00 札幌厚別公園競技場(札幌厚別)
北海道コンサドーレ札幌(J1) 5-3(前半4-2、後半1-1) ソニー仙台FC(宮城県)
 
ソニー得点:9分(9)内野裕太、16分(9)内野裕太、56分(8)佐藤碧
失点:14分、16分、22分、28分、84分

 ソニー仙台FCのJ1の北海道コンサドーレ札幌と対戦。前半7分にソニーは三浦祐希の右からのクロスボールに内野裕太が決め先制。その後14分にFKを札幌の小野伸二に直接決められ追いつかれるがソニーは16分に内野裕太が相手ボールをインターセプトしドリブルで持ち込み決め再びリード。しかしすぐに追いつかれ更に22分、28分にも失点しソニーは2-4で2点のビハインドで折り返す。後半はシュート数でソニーが上回り56分には右CKからのボールにゴール前で佐藤碧が落ち着いて決め1点差に迫る。しかし84分にダメ押しとなるゴールを決められ、その後はチャンスに決めることが出来ず試合終了。ソニーは3-5で敗れソニーは3回戦進出ならず。


【46】19:00 レモンガススタジアム平塚(レモンS)
湘南ベルマーレ(J1) 0-0(前半0-0、後半0-0、延前0-0、延後0-0、PK4-3) F.C.大阪(大阪府) 

 F.C.大阪はJ1の湘南ベルマーレと対戦。前半はFC大阪がシュート数やCK数でも上回りやや優位に攻めるが決定機に決めきれず、しかし守備では湘南の攻撃を抑えスコアレスで折り返す。後半はJ1の湘南がボールを繋ぎ始め再三に渡りFC大阪ゴールを脅かすもFC大阪の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。攻撃面ではチャンスを作るが決定機に決めきれずゴールなし。90分を終えスコアレスで延長戦に進むと前半はFC大阪ペースで進むもゴールなし。後半は湘南が積極的に仕掛けるもFC大阪の守備陣が集中を切らさず最後まで相手ゴールを許さず決着はPK方式へ。先行のFC大阪が二人外し、湘南は4名が決めFC大阪はPK3-4で敗れ3回戦進出ならず。


【54】19:00 鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム(鳴門大塚)
徳島ヴォルティス(J1) 2-1(前半2-0、後半0-1) 高知ユナイテッドSC(高知県)      
 
高知得点:52分(29)下堂竜聖
失点:4分、45+1分

 高知ユナイテッドSCはJ1の徳島ヴォルティスと対戦。前半から徳島が優位に攻め、4分に徳島が右CKからゴール前でボールを繋ぎ先制。前半終了間際には高知のオウンゴールで徳島が追加点。高知は前半シュート数ゼロでゴールなく、0-2の2点ビハインドで前半を折り返す。後半は高知もチャンスが増え52分に右CKからのボールにゴール前で松原央門、西村勇太が連続ヘディングシュートで迫り、最後はこぼれ球を下堂竜聖が詰め1点を返す。しかしシュート数で勝る徳島が追加点を狙って高知ゴールを脅かすも高知守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。しかし高知もチャンスを作るがあと一歩及ばず高知は1-2で敗れ3回戦進出ならず。


【57】13:00 昭和電工ドーム大分(昭和電ド)
大分トリニータ(J1) 3-2(前半0-0、後半2-2、延前0-0、延後1-0) ホンダロックSC(宮崎県)

ロック得点:80分(18)田中大和、85分(10)諏訪園良平
失点:49分、74分、108分

 ホンダロックSCはJ1の大分トリニータと対戦。前半は大分が優位に攻めるも守備を固めるロックがゴールを許さず。前半はスコアレスで折り返す。後半は大分が49分に決めると74分にも右サイドを崩し追加点。2点ビハインドとなったロックは前半シュートゼロだが後半はチャンスが増え80分に相手GKのパスを佐々木翼がインターセプトしゴール前にパスを出すと田中大和が詰め1点を返す。そして85分にはFKのチャンスを得ると諏訪園良平が直接FKを決め同点。その後は互いにチャンスに決めきれず2-2の同点で延長戦へ。延長戦に入ると大分が優位に攻める時間が多く延長前半は大分の攻撃を防いだロックだったが延長後半の108分に左サイドから繋がれ失点。ロックは再び追いつくことができずロックが2-3で敗れ3回戦進出ならず。


■JFLチーム、天皇杯3回戦対戦カード
 【 】はマッチナンバー

◎7月7日(水)
【61】サンフレッチェ広島(J1)vsおこしやす京都ACの勝者 ― ヴェルスパ大分(大分県)

【62】ジュビロ磐田(J2) ― Honda FC(静岡県)

【72】ヴィッセル神戸(J1)vs鈴鹿ポイントゲッターズ(三重県)の勝者 ― 徳島ヴォルティス(J1)