天皇杯３回戦 おこしやす京都ＡＣ vs ヴェルスパ大分(2021/7/7)より

　天皇杯 JFA 第101回全日本サッカー選手権大会のＪＦＬが対戦する３回戦が７月７日(水)に２試合が開催された。ＪＦＬからは２チーム出場。ヴェルスパ大分がおこしやす京都ＡＣ(京都府)に勝ち４回戦に進めたが、Ｈｏｎｄａ ＦＣはジュビロ磐田(Ｊ２)に敗れ４回戦進出ならず。

■３回戦の結果
　※【　】は、マッチナンバー、得点後の(　　)は背番号

【61】１９：００　昭和電工ドーム大分(昭和電ド)
おこしやす京都ＡＣ(京都府)　１－３(前半0-2、後半1-1)　ヴェルスパ大分(アマチュアシード)
　
Ｖ大分得点：２４分(３３)前田 央樹、２７分(３３)前田 央樹、５９分(１１)利根瑠偉
失点：６２分

　ヴェルスパ大分は関西リーグ１部のおこしやす京都ＡＣと対戦。序盤はおこしやす京都が積極的に仕掛ける展開もＶ大分が安定した守りでゴールを許さず、１５分頃からボールを持つ時間が長くなり優位に攻めるＶ大分が２４分に左ＣＫからのボールにゴール前で前田央樹が頭で合わせ先制すると２７分には本田琢人が右サイドをドリブルで駆け上がりゴール前にクロスボールを入れると前田央樹が頭で決め追加点。その後もチャンスを作るが決定機に決めきれずＶ大分が２点リードで折り返す。後半もシュート数で勝るＶ大分は５９分に右サイドのロングボールから藪内健人がドリブルで駆け上がりゴール前にクロスボールを入れると相手ＧＫがクリアするが、そのボールを利根瑠偉が落ち着いて決め３点目。おこしやす京都が６２分に左クロスボールをイブラヒムが頭で決め１点を返すが、その後Ｖ大分は決定的なチャンスを作らせず。Ｖ大分もチャンスを作るが決めきれず２点差のまま試合終了、Ｖ大分が４回戦へ駒を進めた。

天皇杯３回戦 Ｈｏｎｄａ ＦＣ vs ジュビロ磐田(2021/7/7)より

【62】１８：３０　ヤマハスタジアム(ヤマハ)
Ｈｏｎｄａ ＦＣ(静岡県)　１－４(前半0-3、後半1-1)　ジュビロ磐田(Ｊ２)

Ｈｏｎｄａ得点：５７分(５)鈴木雄也
失点：２分、２７分、３５分、８５分

　Ｈｏｎｄａ ＦＣはＪ２のジュビロ磐田と対戦。前半２分に磐田が右サイドに抜けだしたファビアン・ゴンザレスが個人技でＨｏｎｄａ守備陣を交わし決め先制。先制されたＨｏｎｄａは５分に左サイドのセットプレーのチャンスは生かせず。その後は互いにボールを繋ぎながらサイドも使い互いにゴール前まで運ぶ展開。Ｈｏｎｄａは１０分のＣＫのチャンスは生かせず、１９分に八戸が左サイドからドリブルで切り込みミドルシュートを放つも相手守備にあたりゴールならず。Ｈｏｎｄａは２１分に松本和樹の負傷により富田湧也がピッチへ。そして２７分に磐田は右サイド自陣からのロングボールから右前方に抜け出したファビアン・ゴンザレスがドリブルでゴール前に切り込み相手を引きつけてパスを出すと小川 航基が詰め追加点。３５分には右サイドから中央に繋ぎ大森晃太郎からのパスに小川航基が決め３点目。３点ビハインドとなったＨｏｎｄａはその後、磐田ゴールまで攻めるシーンが増えてきたが決定的なシュートは放てず０－３で折り返す。ハーフタイムにＨｏｎｄａが２名、磐田が１名の選手交代で後半開始。序盤から自陣でボールを回す磐田に対しＨｏｎｄａは積極的にボールを奪う展開が多くなり５４分にＨｏｎｄａはカウンターから決定的なチャンスを作り富田湧也がシュートを放つも相手ＤＦが体を張った守りでゴールならず。そして５７分にＨｏｎｄａは右サイドからのクロスボールにゴール前相手のクリアボールを繋ぎ最後は鈴木雄也が決め１点を返すとその後も磐田陣内でボールを回す時間が続く。後半飲水タイム後にＨｏｎｄａは４人目の選手交代。その後は互いに相手ゴール前まで攻めるが決定的なチャンスまでは持って行けない時間が続く。Ｈｏｎｄａは８０分に５人目の(ハーフタイムを除く３回目の交代)選手交代。磐田は８５分にはカウンターから三木直土が決め再び３点差に。Ｈｏｎｄａはアディショナルタイムに岡﨑優希が裏に抜け出しシュートを放つもＧＫ正面でゴールならず。その後は互いにゴールなく試合終了。Ｈｏｎｄａが１－４で敗れ４回戦進出ならず。


■ＪＦＬチーム、天皇杯４回戦対戦カード　【　】はマッチナンバー
【76】ヴェルスパ大分(大分県)　―　ジュビロ磐田(Ｊ２)