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第23回JFL 第16節「松江シティFCが4ゴールを決め勝ち3連勝!」


第16節 松江シティFC vs 高知ユナイテッドSC(2021/7/11)より

 第23回JFL第16節が7月11日(日)に全8試合が開催され、松江が4ゴールを決め勝ち3連勝で8位に浮上、首位のいわきは引き分けで未だ今季負けなし、2位のHondaは勝ち首位いわきとは勝点を詰め、武蔵野は刈谷に勝ち今季初勝利となった。
 *試合なし:MIOびわこ滋賀

 ラインメール青森とホンダロックSCは「カクスタ」で対戦。前半はロックがCK6本を含む再三のセットプレーのチャンスを生かせず、青森もボールを繋ぎながらロックゴール前まで迫るも決定的なチャンスはなくスコアレスで折り返す。後半は序盤からロックが積極的に仕掛け65分にPKのチャンスを得るとこれを米良知記が決め先制。その後は互いに攻守の切り替えの早い展開となり78分に青森は左からのクロスボールにゴール前で相手守備の裏に抜けた坂東篤が頭から飛び込み決め同点。そして89分に青森はハーフェイライン付近で差波優人が相手ボールを奪い右サイドへパス、それを唐津真三郎がドルブルで駆け上がりゴール前にクロスを入れると津久井匠海が頭で合わせ逆転。その後は互いにチャンスに決めることが出来ず試合終了、青森が2-1で3試合ぶりの勝利。ロックは今回も連勝ならず。

 F.C.大阪とヴィアティン三重は「花園第2G」で対戦。前半10分にFC大阪は左サイドのスローインからゴール前で繋ぎ横野純貴がシュートし相手GKのクリアボールを久保吏久斗が決め先制。その後は三重がボールを持つ時間が長くなり30分にV三重は左サイドの直接FKからゴール前で佐藤洸一が相手守備と競り合いながら頭で合わせ同点。その後は互いにチャンスに決めきれず1-1で前半を折り返す。後半は攻守の切り替えの早い展開から互いにチャンスを作るが互いに守備が堅く両GKの好セーブ等もありゴールが遠く。FC大阪は5回のCKのチャンスを生かせず後半はゴールなく試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。FC大阪はこれで3試合連続1-1の引き分けで6試合勝利なし。V三重は3連勝ならずも、これで5試合負けなしとなった。

 松江シティFCと高知ユナイテッドSCは「松江」で対戦。前半35分に松江は菅本岳が左サイドをドリブルで駆け上がりゴール前にクロスを入れると遊馬将也が頭で合わせバーに当たるが自らその跳ね返りを頭で詰め先制すると43分には自陣からのロングボールから川中健太が左サイドをドリブルで駆け上がり相手守備との競り合いながらゴール前に切り込み決め2点目。高知は前半シュートゼロで無得点。松江が2-0で折り返す。後半も優位に攻める松江は48分に中央ペナルティライン外側でFKのチャンスを得るとこれを川中健太が左上隅に決め3点目。75分には左サイドのスローインから中央縦に繋いだボールを最後は佐藤啓志郎が決め4点目。高知も終盤はセットプレーやサイドを使った攻撃で決定的なチャンスを作るが決めきれずゴールなし。松江が4-0で勝ち3連勝、高知は4連敗。

 FCマルヤス岡﨑とソニー仙台FCは「豊田陸」で対戦。前半は優位に攻めシュート数で上回るソニーだったがマルヤスのゴール前での守備が堅くゴールなし。マルヤスは前半シュート1本でゴールなくスコアレスで折り返す。後半は攻守の切り替えの速い展開となりセットプレーのチャンスも多くなりシュート数でも互いに4本ずつを放つがGKの好セーブやDF陣の体を張った守りもあり最後まで互いにゴールなく試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。マルヤスはこれで4試合黒星なし、ソニーは2試合連続ゴールなし。

 FC刈谷と東京武蔵野ユナイテッドFCは「刈谷」で対戦。刈谷は前半13分に右CKからのボールゴール前で浅田大樹が頭から飛び込み決め先制、その後は追加点を狙って攻める刈谷だったが武蔵野の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず、逆に武蔵野は34分に右サイドのロングスローからゴール前のこぼれ玉を時里元樹が詰め先制すると45分にはGKから繋いだボールを左サイド角度のないところから飯島秀教がミドルシュートを決め逆転し武蔵野が1点リードで折り返す。後半は51分に武蔵野は左サイドで繋ぎクロスを入れるとゴール前で時里元樹が繋いだボールを石原幸治が決め3点目。その後は刈谷がボールを持つ時間が長くなり、サイドからの仕掛けやセットプレーのチャンスも多くなり決定的なチャンンスを多く作るようになるが武蔵野の守りが堅くゴールを決められない。武蔵野も終盤射かけてカウンターやロングスローからチャンスを作り、86分にはGKから飯島秀教が頭で前線にパスを出すと相手守備の裏に抜け出した田口光樹がループシュートを決め4点目。刈谷はアディショナルタイムに右CKからゴール前のこぼれ球を中野裕太が決め1点を返すが追いつくことが出来ず試合終了、武蔵野が2点差をつけて勝ち今季初勝利で刈谷に勝点で並び16位へ、刈谷は4試合ぶりの黒星となり17位に後退。

 Honda FCとヴェルスパ大分は「都田」で対戦。Hondaは前半13分に自サイドの自陣から鈴木雄也が逆サイドにロングパスを出すと左サイドに抜け出した岡﨑優希がドリブルでもゴール前に切り込み決め先制するとアディショナルタイムにはゴール前での競り合いから前方に出たボールを岡﨑優希が詰め2点目。V大分は前半シュート3本を放つがゴールなくHondaが2-0で折り返す。後半はV大分がサイドやセットプレーからチャンンスを作るがHondaの守りが堅くシュートも2本のみ。Hondaも7本のシュートを放ち追加点を狙ったが決定機に決めきれず追加点はなく試合終了。Hondaが2-0で勝ち昨年同会場で敗れた雪辱を果たす。V大分は4試合勝利なし。

 鈴鹿ポイントゲッターズとFCティアモ枚方は「三交鈴鹿」で対戦。前半15分に枚方は左サイドから松本孝平がクロスを入れゴール前で曺 永哲(チョ・ヨンチョル)が繋いだボールを井上翔太が決め先制。その後も決定的なチャンスを作った枚方だったが鈴鹿のDFが体を張った守りで追加点を許さず。鈴鹿は左サイドから繋いだボールをゴール前逆サイドから菊島卓が決め同点、1-1で前半を折り返す。後半は50分に左からのクロスボールにゴール前相手のクリアボールがオウンゴールとなり逆転すると52分には相手ボールをインターセプトし繋いだボールを菊島卓が決め3点目。その後は枚方がボールを持つ時間が長くなり88分にゴール前で繋ぎ左サイドからのクロスボールをフォアサイドに森本ヒマンがスライディングで決め1点を返すが、その後は鈴鹿の守備陣が体を張った守りでゴールを許さずこのまま試合終了。3―2で鈴鹿が勝ち9試合ぶりの勝利、枚方は7試合ぶりの黒星となった。

 いわきFCと奈良クラブは「Jヴィレッジ」で対戦。前半11分に奈良は左サイドの直接FKからゴール前で飯田真輝が頭で折り返し片岡爽がシュートしたボールを小谷祐喜がコースを替えゴールに吸い込まれ先制。いわきは15分に右からのクロスボールにゴール前で黒宮渉が折り返したボールを古川大悟が頭で詰め同点。奈良は19分に右サイドで繋いだボールから金子雄祐がシュートを放ち相手GKのクリアボールを右サイドの角度のないところから片岡爽が決め再びリード、その後は互いにゴールなく奈良が1点リードで折り返す。後半は奈良がシュートゼロに対しいわきが優位に攻め再三に渡り決定的なチャンンスを作るが奈良の守りが堅くゴールを決められない。このまま奈良が逃げきりかと思われた終了間際にいわきGKが自陣からゴール前にロングボールを入れると奈良の選手のクリアボールがそのままゴールに吸い込まれオウンゴールとなり、いわきが2-2の引き分けに持ち込んだ。いわきは未だ無敗で首位をキープ。奈良は昨年と同会場での開幕戦の雪辱ならず。

 次節(第17節)は7月17日(土)に1試合、18日(日)に6試合が開催される。
 *残り1試合は7月31日(土)に開催。
 ※第17節試合なし:Honda FC