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第23回JFL 第25節「ホンダロックSCが高知ユナイテッドSC相手に3-2で勝利!」


第25節 ホンダロックSC vs 高知ユナイテッドSC(2021/10/9)より

 第23回JFL第25節が10月8日(金)に1試合、9日(土)に2試合、10日(日)に5試合が開催され、上位6位までが勝利なく上位の順位は変わらず。ロックは高知相手に2点を先制し追いつかれたがアディショナルタイムに3点目を決め勝利、FC大阪は4位のソニー相手に終盤でゴールを決め接戦を制し4位とは勝点で5差まで縮めた。
 *試合なし:鈴鹿ポイントゲッターズ

 8日はFC刈谷とヴィアティン三重が「岡崎龍北」で対戦。前半はサイドを使いながら積極的に刈谷が仕掛ける展開。4本のCKのチャンスやシュートもV三重を上回る4本を放つが決定機はV三重の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。前半V三重はCK数もゼロでシュート3本とチャンスが少なくゴールなし。前半はスコアレスで折り返す。後半は風も強くなり風上の刈谷は63分に左CKからのボールにゴール前の競り合いの背後に滑りこんだ内田悟が右足で決め先制。その後はV三重がボールを持つ時間が長くなるも風下の影響もあり決定的なチャンスが作れず。それでも90+1分にV三重は右サイドから逆サイドへのクロスボールに野垣内俊がゴール前にクロスを入れ、井上丈が前に落としたボールを塩谷仁が詰め同点。その後は互いに相手陣内までボールを運ぶがゴールならず、1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。

 9日は東京武蔵野ユナイテッドFCとFCティアモ枚方が「味スタAGF」で対戦。武蔵野の序盤の猛攻を防いだ枚方は21分に左サイド佐藤諒が蹴った直節FKからのボールにゴール前で松浦航洋が頭で合わせ先制。その後は武蔵野がボールを持つ時間が多くシュート数でも枚方を上回った(武蔵野6本、枚方4本)が枚方の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。枚方も終盤に決定的なチャンスを作った決め切れず枚方が1点リードで折り返す。後半は武蔵野が序盤から優位に攻め58分には右CKからのボールにゴール前ニアサイドに飛び込んだ澤野康介が頭で合わせ同点。82分には相手GKが前方に蹴ったボールを鈴木裕也がカットしたボールを前方にいた飯島秀教が相手GKが前に出たところへ頭上を越すループシュートを放ち逆転。その後は枚方が猛攻を仕掛け決定的なチャンンスを作るが武蔵野守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。武蔵野が2-1で今季4勝目。枚方は3試合ぶりの黒星となった。

 ホンダロックSCと高知ユナイテッドSCは「宮崎市」で対戦。前半25分にロックはハーフェイライン付近からのロングボールを山道淳司が左サイドからドリブルで切り込みゴール前にクロスを上げるとゴール前の競り合いの背後に田中大和が頭から飛び込み決め先制すると28分には坂本翔の左サイドからのクロスにゴール前で高い位置から米良知記が頭で合わせ追加点。その後は互いにチャンスを作るがゴールなくロックが2-0で折り返す。後半は序盤から高知がボールを持ち時間が多くなり60分にルーカス・ダウベルマンのミドルシュートが相手に当たりゴール前のこぼれ玉を赤星魁麻が詰め1点を返すと61分には左サイドからのクロスボールに相手のクリアボールをルーカス・ダウベルマンが距離のあるところから頭で決め同点。その後は互いにカウンター等からチャンスを作るが決め切れず。そして90+2分にロックは逆サイドからのロングボールに右サイドで繫いだボールから中島拓真がクロスボールを入れるとゴール前で當瀬泰祐が相手との競り合いから頭で合わせたボールが左下隅に決まりこれが決勝点となりロックが3-2で4試合ぶりの勝利。後半は12本のシュートを放った高知だったあと一歩及ばす敗れ2試合勝利なし。

 10日はいわきFCとヴェルスパ大分が「Jヴィレッジ」で対戦。互いに攻守の切り替えの早い展開で相手陣内に迫りいわきはCK数で上回るがシュートまで持っていけず。V大分は3本のシュートを放つもいわき守備陣の体を張った守りの前にゴールなく、前半はスコアレスで折り返す。後半も互いに攻守の切り替えの早い展開で決定的なチャンスを作るが互いのGKの好セーブ等、守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。シュートも後半はいわきが7本、V大分が5本を放ったが最後までゴールなく試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。いわきは2位のHondaも引き分けたため勝点4差で首位をキープした。

 F.C.大阪とソニー仙台FCは「花園第2G」で対戦。前半はシュート数やCK数で上回るFC大阪が決定的なチャンスを多く作るがソニーの堅い守りの前にゴールならず。ソニーも決定的なチャンスを作ったがFC大阪の攻守の前にこちらもゴールなくスコアレスで折り返す。後半もFC大阪がシュート数では上回り再三に渡り決定的なチャンスを作るがソニーのGK古川裕貴の好セーブや守備陣の体を張った守りの前にゴールならず。ソニーも決定的なチャンスを作ったがFC大阪のGK安田惟太郎の好セーブ等もありゴールならず終盤へ。そして88分にFC大阪は左サイドから日高慶太がクロスを入れるとゴール前で相手守備のこぼれ玉を齊藤隆成がシュートを放ち相手GKのこぼれ球を岩本知幸が詰めこれが決勝点となりFC大阪が接戦を制し4位のソニーとの勝点を5差に縮めた。ソニーは3連勝ならず。

 MIOびわこ滋賀とHonda FCは「東近江」で対戦。Hondaは前半16分にHondaは左からのクロスボールにゴール前で相手GKが弾いたボールを鈴木雄也が詰め先制。滋賀は29分に國領一平からのクロスボールのゴール前で長谷川覚之が相手競り合いから抜けて決めて同点に追いつく。その後は前半シュート数で勝るHondaがボールを持つ時間が多くなるが互いにゴールなく1-1の同点で折り返す。後半はHondaが53分に右サイドからのクロスボールをゴールフォアサイドで児玉怜音が頭で折り返しゴール前で富田湧也が胸でワントラップし決め再びリード。89分に滋賀はハーフェイライン付近からのロングボールにゴール前相手守備の裏に抜けた山内達朗が決め再び同点。その後は互いにチャンスを作るが決めることが出来ず2-2の引き分けで勝点1ずつを分け合った。

 ラインメール青森と奈良クラブは「カクスタ」で対戦。前半は互いに攻守の切り替えの早い展開で共にシュートまで持っていくが互いに体を張った守りでゴールを許さずスコアレスで折り返す。後半も互いに攻守の切り替えの早い展開でチャンスを作りCKも青森3本、奈良4本とあったがゴールには結びつかず。終盤では奈良の決定的なシュートがポストに当たるなど見所はあったが後半はシュート数では3本ずつに終わり互いにゴールなく試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。青森はFC大阪同様に4位のソニーとは勝点で5差まで縮めた。

 FCマルヤス岡崎と松江シティFCは「岡崎龍北」で対戦。マルヤスは前半39分にハーフェイライン付近から林雄飛がドリブルで持ち込み決め先制。シュート数で勝るマルヤスは追加点を狙ってチャンスを作るが決定機に決め切れず。松江は前半シュート1本でゴールなく、マルヤスが1-0で折り返す。後半は松江がボールを持つ時間が多くなり73分に右サイドのスローインから繫いだボールに川中健太がクロスボールを入れるとゴール前で加倉広海が頭で合わせ同点。その後は互いにチャンンスを作るが決定的なチャンスが少なくこのまま1-1の引き分けかと思われた終了間際に松江は左CKからのボールにゴール前フォアサイドで下村尚文が倒れながら中央にパスを出すと加倉広海が詰めてこれが決勝点となり松江が逆転で5試合ぶりの勝利。マルヤスは3連敗となった。

 次節(第26節)は10月15日(金)に1試合、16日(土)に3試合、17日(日)に4試合が開催される。
 ※第26節試合なし:FCマルヤス岡崎