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第24回JFL 第5節「FC大阪とFCティアモ枚方の大阪対決は3‐3の引き分け!」


第5節 FC大阪 vs FCティアモ枚方(2022/4/9)より

 第24回JFL第4節が4月9日(土)に3試合、10日(日)に4試合が開催された。首位のマルヤスは奈良との接戦を制し首位をキープ、FC大阪と枚方の大阪対決はFC大阪が終盤2点のリードを守れず引き分け、鈴鹿の三浦知良は先発出場で自身のもつ最年長出場記録を更新した。
※もう1試合の青森-新宿は5月5日(木・祝)に開催される。

 9日はFC大阪とFCティアモ枚方が「服部陸」で対戦。前半36分にFC大阪はPKのチャンスを得るとルイス・フェルナンドが決め先制し1-0で折り返す。後半は49分に枚方は大垣優樹が右サイドからシュートを放ち相手GKが弾いたもののゴールに吸い込まれ同点。しかしFC大阪は52分に右サイドからのクロスボールにルイス・フェルナンドが頭で合わせ再びリードすると59分には右CKからのボールにゴール前で今村優介が頭で合わせ2点差に。その後は枚方が80分に右サイドからのクロスにゴール前相手のこぼれ球を森本ヒマンが詰め1点差に、そして90+4分には右CKからボールにゴール前で生駒稀生が頭で合わせ、それを森本ヒマンが前方で詰め同点。その後は互いにチャンスを作るもゴールなく3-3の引き分けで勝点1ずつを分け合った。

 奈良クラブとFCマルヤス岡崎は「ロートF」で対戦。強風の影響により前半から互いにボールコントロールが難しくチャンスも少なく互いにシュートゼロのスコアレスで折り返す。マルヤスは後半から酒井達磨を投入。酒井は一人でチームのシュート数を放つ活躍で80分には右CKからのボールにゴール前で頭で合わせ先制。奈良も後半は2本のシュートを放つもマルヤス守備陣の体を張った守りの前にゴールならず試合終了。虎の子の1点を守り切ったマルヤスが4戦4勝とし首位をキープした。奈良は今季初黒星となった。

 MIOびわこ滋賀と東京武蔵野ユナイテッドFCは「東近江」で対戦。強風の影響から互いにボールをコントロールしにくくチャンスが少ないものの、武蔵野は37分に相手のバックスパスを前方にいた梁賢柱がインターセプトし、自らドリブルで持ち込み決め先制。滋賀は2本のシュートを放つがゴールなく武蔵野が1点リードで折り返す。後半は滋賀がシュート数で大きく上回るも(滋賀7本、武蔵野3本)も武蔵野守備陣の体を張った守りの前にゴールならず、武蔵野もチャンスを作るが決めきれず試合終了。虎の子の1点を守り切った武蔵野が勝ち今季3勝目。滋賀は連勝ならず。

 10日は鈴鹿ポイントゲッターズとホンダロックSCは「四日市」で対戦。前半はロックが優位に攻める時間が多くシュートも4本を放ったが決定機に決めきれず。鈴鹿はシュート2本と少なくゴールなしのスコアレスで折り返す。後半は互いに攻守の切り替えの速い展開からチャンスを作るもシュートまでは持っていけない時間帯が続きシュート数でも鈴鹿3本、ロック2本と少なく最後までゴールなく試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。鈴鹿の三浦知良は先発で出場し、前半だけの出場となったが自身のもつ最年長出場記録を55歳と43日に更新した。

 FC神楽しまねとソニー仙台FCは「松江」で対戦。前半はシュート数でソニーが上回るも決定機に決めきれず、しまねはシュート2本でゴールなくスコアレスで折り返す。後半は51分にソニーが平田健人が自陣から左サイドにロングボールを入れるとそれを受けた藤原元輝がドリブルで駆け上がりクロスを入れるとゴール前で秋元佑太が合わせ先制、69分にはカウンターから藤原元輝がドリブルで駆け上がり前線へパス、それを受けた平田健人が落ちついてループシュートを決め追加点。シュート数では2本のソニーに対し3本のシュートを放ったしまねは決定機を作るも決めきれずこのまま試合終了。ソニーが今季初ゴールを決めた試合で初勝利、しまねは3連敗となった。

 ヴィアティン三重とヴェルスパ大分は「アサスタ」で対戦。前半は風の影響もあったが互いに攻守の切り替えの速い展開からシュート放つも互いに守りも堅くゴールなしのスコアレスで折り返す。後半は風上のV大分がシュート数で上回り(V三重1本、V大分)78分にカウンターから右サイドで繋いだボールにオアーバーラップした西埜植颯斗がゴール前にクロスを入れるとゴール前で前田央樹が頭で合わせ先制。その後はV大分に決定的なチャンスを作らせず試合終了。虎の子の1点を守り切ったV大分が開幕戦以来の勝利。V三重は開幕3連勝後に連敗となった。

 高知ユナイテッドSCとHonda FCは「春野陸」で対戦。前半は攻守の切り替えの速い展開から互いにチャンスを作るも決定機に決めきれずスコアレスで折り返す。後半は78分にHondaがゴール相手のこぼれ球を富田湧也が後ろに出しそれを松本和樹が距離のあるところから右下隅に決め先制、87分には相手GKのクリアボールを富田湧也がインターセプトし自ら持ち込んで決め追加点。高知も後半はシュート数でHondaと同じ(3本)もHonda守備陣の体を張った守りの前にゴールなく試合終了。Hondaが2点差で勝ち連勝で2位に浮上した。高知は今季初黒星となった。

 次節(第6節)は4月16日(土)に5試合、17日(日)に3試合が開催される。