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第24回JFL 第7節「FCマルヤス岡崎が6戦全勝で首位キープ!」


第7節 FCマルヤス岡崎 vs 東京武蔵野ユナイテッドSC(2022/5/1)より

 第24回JFL第7節が5月1日(日)に7試合が開催された。首位のマルヤスは終了間際のゴールで武蔵野に勝ち6戦6勝で首位をキープ。新宿は2点リードを守れず引き分けたがJFL入会後初の勝点獲得。鈴鹿は枚方に逆転で勝ち、三浦知良は先発で今季最長の79分まで出場し自身のもつ最年長出場記録を55歳と64日に更新した。
※高知ユナイテッドSC-ヴィアティン三重は開催中止となりました。

 鈴鹿ポイントゲッターズとFCティアモ枚方は「四日市」で対戦。枚方は前半3分に左CKから相手のクリアボールから今掛航貴がゴール前に浮き球を入れると生駒稀生が胸でワントラップし右足のボレーで決め先制、30分には右CKから後藤圭太が頭で落としゴール前左隅で斧澤隼輝がキープすると大垣勇樹が詰め2点目。鈴鹿は42分には右サイドのロングスローからゴール前の競り合いで出た浮き球に橋本晃司が頭で後ろにそらしたシュートがゴール左隅に決まり1点を返す。後半は56分にカウンターから栗田マークアジェイがドリブルで持ち込みゴール前にパス、それをゴール前で三宅海斗が落ち着いて決め同点。そして78分に鈴鹿はカウンターで自陣から橋本晃司が出したロングボールに前方で抜けだした三宅海斗がドリブルで持ち込み決め逆転。その後はは追加点はなかったものの枚方の反撃を抑えた鈴鹿が逃げ切って3-2の逆転勝利で今季3勝目。枚方は今回も連勝ならず3敗目となった。

 FC神楽しまねとHonda FCは「松江」で対戦。前半から互いに攻守の切り替えの速い展開からチャンスを作るがシュート数でしまね3本、Hondaが2本と少なく相手の攻守もありゴールならず、スコアレスで折り返す。後半はしまねが61分に退場者を出すと数位的優位に立ったHondaが優位な展開を作るがしまねの体を張った守りの前にゴールならず。しまねもカウンター等でチャンスを作るが後半はシュート2本と少なくゴールなく試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。Hondaは2試合連続処勝利なし、しまねは5試合ぶりの勝点となった。

 FC大阪とヴェルスパ大分は「花園第2G」で対戦。前半23分にFC大阪は左サイドから舘野俊祐が放った直接FKをゴール前ニアサイド距離のある位置から木匠貴大が頭で合わせ先制。その後も優位に進めたFC大阪だったが追加点はなく。V大分は3本のシュートでゴールなくFC大阪が1点リードで折り返す。後半はシュート数(FC大阪3本、V大分7本)では勝るV大分が優位に攻める時間が長がったがFC大阪守備陣の体を張った守りの前にゴールならず終盤へ。そして87分にV大分は左からのクロスボールにゴール前で相手のクリアボールとこぼれ玉から前田央樹が詰め同点。その後は互いチャンスを作るがゴールなく試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。

 ラインメール青森とホンダロックSCは「新青森球」で対戦。前半は風下の青森だったがシュート数やCK数でも上回り優位に攻めたが決定機に決め切れず。42分にはPKのチャンスを得るがロックのGK湯沢拓也がゴールを許さず。ロックは3本のシュートを放ったゴールなくスコアレスで折り返す。後半は68分に高木虎之介が右サイドをドリブルで駆け上がりゴール前にクロスを入れると日野友貴が頭で合わせ先制。青森は74分にやや右から岸田翔平がシュート気味にボールを入れるとゴール左隅で平田が詰め同点。しかしロックは85分に相手GKから前方に蹴ったボールを相手陣内センターサークル付近から前方に蹴り返すように放ったループシュートが前に飛び出した相手GKの頭上を越えてゴールに吸い込まれ再びリード。その後は青森の反撃を抑え勝ち、これで4戦負けなしで星を五分に戻した。今季初のホームゲームで敗れた青森は黒星先行となり今季3敗目。

 奈良クラブとクリアソン新宿は「ロートF」で対戦。前半32分に新宿は32分に自陣からのロングボールを相手DFがクリア出来ずそのまま前方に出たボールを堀田稜がゴール前にパスを出し千葉丈太郎が詰め先制。奈良はシュート3本でゴールなく新宿が1点リードで折り返す。後半は56分に須藤岳晟が右サイドからクロスを入れるとゴール前で池谷友喜が落ち着いて決め追加点。しかし奈良は65分に相手GKを片岡爽が相手FPから奪い、そのまま決め1点を返すと87分にはロングボールからゴール前で伊勢渉、寺島はるひと繋ぎ最後は山本宗太朗が詰め同点。その後は互いにチャンスを作るがゴールなく試合終了。2-2の引き分けで勝点1ずつを分け合った。奈良は2試合連続の引き分け、新宿はJFL初勝利を逃したが初の勝点を獲得した。

 MIOびわこ滋賀とソニー仙台FCは「東近江」で対戦。雨が降りしきる中で前半3分にソニーは右サイドで繋いだボールから松本拓海が低く抑えたミドルシュートを放つとゴール左隅に決まり先制。その後も優位に攻め前半は8本のシュートを放ったソニーだったが追加点なく。滋賀は38分に左サイドからのロングボールを中央で長谷川覚之が繋ぎパスを出すと山内達朗が落ち着いて決め同点とし1-1で折り返す。後半もソニー優位の展開が続くがシュート4本でゴールなし。滋賀もシュート1本と少なくゴールなしで終了。1-1の引き分けとなり勝点1ずつを分け合った。ソニーは3連勝ならず、滋賀は今季初のホームでの勝点を確保した。

 FCマルヤス岡崎と東京武蔵野ユナイテッドSCは「マルヤス城北」で対戦。前半は攻守の切り替えの速い展開で互いにチャンスを作るが決め切れずスコアレスで折り返す。後半は武蔵野が7本のシュートを放つなど優位に攻める時間が多いがマルヤスの堅い守りの前にゴールが遠く。マルヤスもチャンスを作るが決め切れず。このままスコアレスドローかと思われた90+4分にマルヤスは左CKからのボールをゴール前で高い打点から徳武正之が頭で決め、これが決勝点となりマルヤスが勝ち6戦全勝で首位をキープ。前後半共にシュート数で上回った武蔵野だったがマルヤス守備陣の体を張った守りの前に1点が遠く今季初の連敗となった。

 次週(5月7、8日)は天皇杯都道府県予選のためリーグ戦は休み。次節(第8節)は5月14日(土)に2試合、15日(日)に6試合が開催される。また第1節の代替試合のしまね-マルヤスは5月4日(水・祝)に第5節の未消化試合の青森-新宿は5月5日(木・祝)に開催される。