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第24回JFL 第13節「FC大阪が連勝で首位に浮上!」


第13節 MIOびわこ滋賀 vs FC大阪(2022/6/26)より

 第24回JFL第13節が6月25日(土)に3試合、26日(日)に5試合が開催された。首位の武蔵野はホームでHondaに敗れ6試合ぶりの黒星で順位を落とすと滋賀相手に4ゴールを決めて勝ったFC大阪が首位に立った。鈴鹿の三浦知良は今節もベンチ外となった。

 25日はラインメール青森と高知ユナイテッドSCが「カクスタ」で対戦。前半から互いにチャンスを作るが決定的なシュートは少なく高知はCK等のチャンスを生かせずシュート3本、青森はシュート1本でゴールなくスコアレスで折り返す。後半も互いに決定的なチャンスが少なく青森は73分退場者を出し一人少ない状況に。数的優位になった高知はボールの主導権を握るものの守りを固める青森相手に後半もシュート3本でゴールなし。青森は前半同様シュート1本でゴールなしで試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。青森はこれで4試合連続勝利なし、高知も3試合連続勝利なし。

 ホンダロックSCとFCティアモ枚方は「宮崎県」で対戦。前半からボールを持つ時間はロックが長くシュート5本を放つがゴールなし。逆に前半はシュート3本の枚方が21分にカウンターから阿部隼人が自陣から前方にボールを大きく出すとそれを受けた斧澤隼輝が右サイドをドリブルでゴール前に持ち込み右足で左下隅に決め先制、枚方が1点リードで折り返す。後半もロックがボールの主導権を握るもののゴール前で枚方の守備陣が体を張った守りで決定的なシュートを打たせず、攻撃面では時折カウンターからチャンスを作るがシュートゼロで追加点はなし。ロックは終盤パワープレーから決定的なチャンンスを作るが最後までゴールが遠く、枚方が虎の子の1点を守り切り5試合ぶりの勝利。ロックはこれで4試合連続ゴールなし。

 東京武蔵野ユナイテッドFCとHonda FCは「味フィ西【西が丘】」で対戦。Hondaは前半6分に右サイドで清水航輔が放った直節FKからのボールにファーサイドに走り込んだ児玉怜音が頭で合わせ先制。武蔵野はHondaの3本に対し6本のシュートを放つがゴールなくHondaが1点リードで折り返す。後半もシュート数では武蔵野が上回るも(武蔵野7本、Honda6本)チャンスに決め切れず、逆にHondaは85分にPKのチャンンスを川畑隼人が決め2点目。90+1分に児玉怜音が右サイドからゴール前にクロスを入れ逆サイドから八戸雄太が折り返したボールを鈴木理久が詰めダメ押しとなる3点目。その後は武蔵野の反撃を抑えたHondaが3点差をつけ勝利。武蔵野は今季初の複数失点で6試合ぶりの黒星となった。

 26日はMIOびわこ滋賀とFC大阪が「東近江」で対戦。FC大阪は前半5分に左CKから相手クリアボールを繫ぎ禹相皓(ウサンホ)からのクロスボールにファーサイドに坂本修佑が飛び込み頭で合わせ先制すると30分には右サイドを久保吏久斗がドリブルで持ち込みクロスを入れるとゴール前ニアサイドに飛び込んだ木匠貴大が合わせ2点目、43分には左サイドの距離のあるところからミドルシュートを決め3点目。滋賀はシュート2本でゴールなくFC大阪が3点リードで折り返す。後半は滋賀がシュート数で上回るも(滋賀6本、FC大阪2本)FC大阪守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。逆にFC大阪は終了間際にPKのチャンスを得るとガブルエル・ピレスが決め4点差をつけFC大阪が勝ち連勝で首位に立つ。滋賀は5試合ぶりの黒星となった。

 FCマルヤス岡崎とヴィアティン三重は「豊橋」で対戦。前半18分にV三重は右サイドから繫いだボールを菅野哲也がシュートを放ち相手のこぼれ球を左サイドから田村翔太が詰め先制。しかしマルヤスは28分に自陣からのロングボールに前線に抜け出した酒井達麿が決め同点。その後は互いにチャンスを作るが決め切れず1-1で前半を折り返す。後半は48分にV三重が自陣からボールを繫ぎ田村翔太のパスに抜け出した寺尾憲祐が決め再びリード。マルヤスは後半にV三重を上回る6本のシュートを放つがV三重守備陣の体を張った守りの前にゴールなく試合終了。V三重が1点のリードを守り切り3試合ぶりの勝利。マルヤスは3連敗となった。

 鈴鹿ポイントゲッターズとFC神楽しまねは「三交鈴鹿」で対戦。前半は互いにチャンスを作るがシュートは2本ずつと少なく共にゴールなしで折り返す。後半はボールの主導権を握り相手ゴール前までボールを運びチャンスを作るがしまねの守備陣が体を張った守りで決定的なシュートを打たせず。しまねはカウンターやCKからチャンスを作った決め切れず。試合終盤は鈴鹿がパワープレー等で相手陣内に攻め込むも最後までゴールが遠くこのまま試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。これで鈴鹿、しまね共に2試合連続ゴールなしとなった。

 奈良クラブとソニー仙台FCは「ロートF」で対戦。前半ボールを持つ時間は奈良が多くシュート数でも上回るが決定的なチャンスは少なく、ソニーはシュート1本でゴールなくスコアレスで折り返す。後半は奈良が再三チャンスを作りCKが4本、シュート7本でソニーを上回る攻撃を仕掛けるもソニー守備陣の体を張った守りの前に最後までゴールが遠く。ソニーはカウンターやサイドを使った攻撃から仕掛けるが後半もシュート3本と少なくゴールなしで試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。奈良は3連勝ならず、ソニーは3試合連続の引き分けとなった。

 クリアソン新宿とヴェルスパ大分は「味スタAGF」で対戦。前半18分に新宿はハーフウェーライン付近の直節FKからのボールにゴール前で米原祐が頭で繫いだボールを左サイドの距離のあるところから大﨑淳矢が頭で強く押し込んだボールが相手GKの頭上を越えゴール右上奥に吸い込まれ先制。V大分は前半ボールの主導権をに握る時間が多くシュート数でも新宿を上回った(V大分7本、新宿3本)が新宿の堅い守りの前にゴールならず新宿が1-0で折り返す。後半は新宿が57分にカウンターから前方に出たボールを大﨑淳矢がドリブルで持ち込み決め2点目。V大分は85分に藤本拓臣が右サイドからクロスを入れるとファーサイドで利根瑠偉が頭で合わせ1点を返すと88分にはリスタートから相手GKから前田央樹がボールを奪い前方にパスを出すと中野匠が決め同点。その後は互いに相手ゴール前までボールを運ぶが決定的なチャンスとはならずこのまま試合終了。2-2の引き分けで勝点1ずつを分け合った。

 次節(第14節)は7月2日(土)に5試合、3日(日)に3試合が開催される。