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第24回JFL 第14節「ヴェルスパ大分が東京武蔵野ユナイテッドFC相手に逆転勝利!」


第14節 ヴェルスパ大分 vs 東京武蔵野ユナイテッドFC(2022/7/2)より

 第24回JFL第14節が7月2日(土)に5試合、3日(日)に3試合が開催された。V大分が武蔵野に先制されるも逆転で勝ち。ロックに勝ったHondaが連勝で首位に立ち、勝点1差に3チーム、2差に3チームが並ぶ混戦。マルヤスが林雄飛のハットリック等があり5月1日以来の勝利。鈴鹿の三浦知良は今節もベンチ外となった。

 2日はヴェルスパ大分と東京武蔵野ユナイテッドFCが「昭和電サA」で対戦。武蔵野は前半2分に右サイドからのクロスボールにゴール前で土居柊太が横パスを出すと石原幸治が右足で流し込み先制するとV大分は14分に利根瑠偉が左サイドをドリブルで駆け上がり横パスを出すと中野匠が距離のあるところから右足で低く抑えて左下隅に決め同点とする。その後は互いにチャンスを作るも決定的なシュートは少なく1-1で折り返す。後半は47分にV大分が自陣から右サイド前線にロングボールを入れると武蔵野FPが頭で落とすが、それを中野匠が右足で直節蹴ったシュートが無人の相手ゴールに吸い込まれ逆転。武蔵野は後半9本のシュートを放つなど再三チャンスを作るがV大分の堅い守りの前にゴールらならず。V大分も追加点を狙って決定的なチャンスを作るが決められずこのまま試合終了。V大分が好調の武蔵野相手に2-1の逆転勝利、武蔵野は今季2度目の連敗となった。

 FC大阪とラインメール青森は「服部陸」で対戦。前半は青森がシュート数で勝り(FC大阪4本、青森6本)決定的なチャンスを作るがFC大阪守備陣の体を張った守りの前にゴールならず。FC大阪もチャンスを作るが決め切れずスコアレスで折り返す。後半も互いにチャンスを作るが暑さだけでなく強風の中での試合でボールコントロールも難しく青森は後半のシュート数は2本。FC大阪は5本のシュートを放つもゴールなし。特に終了間際には青森が退場者を出し数位的有利な時間もあったがゴールには結びつかずこのまま試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。FC大阪は、3連勝ならず2位に順位を落とした。青森は2試合連続のスコアレスでの引き分けとなった。

 FCティアモ枚方とソニー仙台FCは「たまりく【枚方】」で対戦。前半風上の枚方が4分に右CKからのボールにフォアサイドで黒木聖仁が頭で合わせたシュートを更に小谷健悟が右足で詰め先制。ソニーは前半6本のシュートを放つもゴールなく枚方が1-0で折り返す。後半は52分に右CKからのボールのゴール前の混戦から落としたボールに後藤圭太がシュート、相手のこぼれ球を小谷健悟が右足で詰め追加点を決める。しかし後半は風上のソニーが63分に左サイドからのクロスボールにゴール前で佐々木敦河が頭で落とし秋元佑太が左足で詰め1点を返すと75分には左サイド相手のクリアボールを拾った山森俊希がミドルシュートを決め追いつくと終了間際の枚方のセットプレーを防ぎカウンターから左サイドを瀬尾純基がドリブルで持ち込みミドルシュートを決めたところで試合終了。ソニーが劇的な3ゴール目を決め逆転勝利で7試合ぶりの白星となった。枚方は得意のホームで連敗。

 鈴鹿ポイントゲッターズと奈良クラブは「四日市」で対戦。奈良は前半5分に加藤徹也が左サイドからゴール前にクロスを入れると鈴鹿の選手がクリアしたボールが鈴鹿ゴールに吸い込まれ相手のオウンゴールで先制すると30分には自陣からのロングボールに抜け出した長島滉大がワントラップしループシュートを決め2点目。42分には中央距離のあるところでボールを受けた長島滉大が相手を交わしながらミドルシュートを放つと左下隅にきまり3点目。鈴鹿は前半シュート2本でゴールなく奈良が3点リードで折り返す。後半は鈴鹿がシュート数で上回り(鈴鹿5本、奈良4本)決定的なチャンスを作るも奈良守備陣の体を張った守りの前にゴールが遠く、逆に奈良は73分に右サイドから長島滉大がゴール前にクロスを入れるとフォアサイドで森俊介が頭で合わせ4点目。その後は鈴鹿の反撃を抑え得た奈良が今季最多となる4ゴールを決め勝利。敗れた鈴鹿はこれで3試合勝利なし。

 Honda FCとホンダロックSCは「都田」で対戦。Hondaは前半14分には八戸雄太が左サイドをドリブルで駆け上がりゴール前にクロスを入れると鈴木雄也がニアサイドで合わせ先制。しかしロックは相手陣内で大脇瑞城がボールを奪い前方にパスを出すと日野友貴が相手と競り合いながらシュートし相手GKがクリアしたボールを木橋朋暉が決め同点に追いつく。その後はボールの主導権を握るHondaが再三チャンンスを作るがHondaの決定的なシュートがバーにあたるなどゴールならず1-1で前半を折り返す。後半は55分に右サイド鈴木雄也の直節FKからのボールにフォアサイドに飛び込んだ児玉怜音が頭で合わせたボールがポストに当たるもゴールに吸い込まれ再びリード。ロックは終盤に決定的なチャンスを作るがシュートはバーにあたりゴールならず。逆にHondaは87分にカウンターから佐々木俊輝のドリブルからゴール前で繫いだボールを富田湧也が決め3点目。その後は相手に決定的なチャンスを与えずHondaが3-1で勝ち連勝で首位に立った。ロックは連敗となり直近5試合で4敗目となった。

 3日はFC神楽しまねとMIOびわこ滋賀が「島根サ」で対戦。前半8分にしまねは左サイドから繫いだボールに佐藤啓志郎がシュートを放ち味方にあたっての跳ね返りを再びシュートを放ち決め先制。37分には澤田理玖が蹴った左CKからのボールがゴール前で相手GKがクリアし相手FPにあたって入りこれがオウンゴールとなり2点目。滋賀は4本のシュートを放つがゴールはなくしまねが2-0で折り返す。後半はしまねがボールの主導権を握る時間が多くなり62分には右サイドで繫いだボールから逆サイドに展開したボールを榎本大輝が右足で左下隅に決め1点を返すと74分には左サイドのパスからゴール前で繫いだ浮き球を武田航太朗が頭で合わせ同点に追いつく。その後も後半だけでシュート10本を放った滋賀がチャンスを作るがしまねの守備陣が体を張った守りで逆転を許さず。しまねは後半シュート2本でゴールなくこのまま試合終了。2-2の引き分けで勝点1ずつを分け合った。

 ヴィアティン三重とクリアソン新宿は「アサスタ」で対戦。前日からの雨で水たまりが多いピッチでボールコントロールが難しいなかロングボールを多用し互いにチャンスを作りシュート3本ずつを放つもゴールなく前半をスコアレスで折り返す。ハーフタイム中に雷が鳴り雨も強くなり中断し後半は35分遅れで開始。後半は新宿がボールを持つ時間が多いものV三重の体を張った守りの前にシュート1本でゴールなく。V三重はロングボールを前線に入れる展開から4本のシュートを放ち終盤に決定的なシュートがあったがポストにあたりゴールならずこのまま試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。V三重は今季5度目の引き分け、新宿は2試合連続の引き分けとなった。

 高知ユナイテッドSCとFCマルヤス岡崎は「春野球」で対戦。マルヤスは前半11分に左サイドからクロスボールに林雄飛がゴール前で相手を交わしながら左足で決め先制すると20分には右サイドからのクロスボールにゴール前で相手のクリアボールを武田夏輝が左足で決め2点目。22分には右サイドの距離のあるところから林雄飛が豪快なミドルシュートを決め3点目、31分には自陣右サイドの縦パスから林雄飛がドリブルで持ち込み左足でミドルシュートを決め4点目で林雄飛がハットトリック達成。高知は4本のシュートを放つもゴールなくマルヤスが4点リードで折り返す。後半は50分にマルヤスが右サイドからのクロスボールにゴール前相手GKのこぼれ球を原科勇我が詰め5点目。しかし高知は51分に右からのクロスボールに西村光司が頭で合わせ1点を返すと68分に左からのクロスに折り返したボールを赤星魁麻が詰め2点目、73分にはマルヤスゴール前で相手のパスミスを奪った赤星魁麻が決め3点目。その後も後半だけで10本のシュートを放った高知だったが追いつくことができず試合終了。マルヤスが2点差をつけて5月1日以来となる6試合ぶりの勝利。高知は今季最多の5失点で敗れ直近4試合勝利なし。

 次節(第15節)は7月9日(土)に3試合、10日(日)に5試合が開催される。