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第24回JFL 第16節「奈良クラブが連勝、6試合連続無失点!」


第16節 奈良クラブ vs MIOびわこ滋賀(2022/7/16)より

 第24回JFL第16節が7月16日(土)に4試合、17日(日)に2試合、18日(月・祝)に1試合が開催された。首位のHondaはアウェイで枚方に勝ち首位をキープし、奈良は滋賀に勝ち連勝で6試合連続の無失点で3位に浮上、しまねは5試合ぶりの勝利で最下位から15位に順位を上げた。
 ※17日開催予定のソニー仙台FC-ヴェルスパ大分は開催中止となりました。

 16日はラインメール青森と鈴鹿ポイントゲッターズが「カクスタ」で対戦。JFLとしては初の11時キックオフで終始風が強めの小雨の中で行われたこの試合は前半34分に鈴鹿がカウンターから中村健人が前方に出した出したパスを受けた三宅海斗がドリブルで持ち込み右足で左下隅に決め先制すると44分には三宅海斗がハーフェイライン付近で相手ボールをインターセプトしドリブルで持ち込み左足で左下隅に決め2点目。青森はシュート1本でゴールなく鈴鹿が2点リードで折り返す。後半は青森がボールを持つ時間が多く決定的なシュートがバーにあたるなど最後までゴールが遠く。鈴鹿も後半は5本のシュートを放つがゴールなく後半はゴールなく試合終了。鈴鹿が前半の2点リードを守りアウェイで連勝、今季の対青森戦を2戦2勝とした。青森は今季ホームでは最多の1,475人が来場するもホーム4連戦の2戦目は黒星となった。

 ホンダロックSCとヴィアティン三重は「延岡西階」で対戦。前半は両チームともシュート数は少ないもののCKも含め若干ロックが上回るがチャンスには決め切れず。V三重はシュート2本と少なくゴールなし。スコアレスで前半を折り返す。後半はシュート数では3本ずつもセットプレーのチャンスはロックが多かったがゴールには結びつかず。そして86分にV三重は相手の前線に出したボールを藤澤典隆がカットし相手GKが前に出てきているの見ながらミドルシュートを放つと相手GKの頭上を越えゴールに吸い込まれ先制。その後はロックの反撃を抑え終了。V三重が1点のリードを守り切って3試合ぶりの勝利。ロックは3連敗となった。

 東京武蔵野ユナイテッドFCと高知ユナイテッドSCは「味フィ西」で対戦。前半2分に高知は右サイドのスローインからゴール前での競り合いから出たボールに横竹翔がシュートを放ち前方の赤星魁麻にあたりコースが変わってゴールに吸い込まれ先制。武蔵野は16分に右サイドのクロスからゴール前の混戦から出たボールを鳥居俊が詰め追いつくが、高知は20分にPKのチャンスを得るとこれを横竹翔が決め再びリード。その後は互いにゴールなく高知が1点リードで折り返す。後半は武蔵野がCK含めセットプレーのチャンスを含め再三に渡って相手ゴールを脅かすもゴールならず。逆にシュート数では上回る高知が90+1分に右サイドからのパスにゴール前で繋ぎ赤星魁麻が相手を引きつけヒールでパスを出すと樋口叶が左足で詰めダメ押しの3点目。その後は武蔵野の反撃を抑え高知が2点差をつけ勝利で対東京チームとのアウェイ西が丘連戦を2戦2勝とした。武蔵野はこれで4戦勝利なし。

 奈良クラブとMIOびわこ滋賀は「奈良橿原」で対戦。前半はシュート数では上回る滋賀だったが奈良の守備が堅く決定的なチャンスに決め切れずゴールなし。逆にシュート2本の奈良が44分にロングボールからゴール前で相手との競り合いから浅川隼人が右にパスを出すとゴール前に走り込んだ國領雄斗が決め先制、奈良が1点リードで折り返す。後半は65分に奈良はカウンターから右サイドを森俊介がドリブルで持ち込みクロスを入れるとゴール前で浅川隼人が相手を交わし決め2点目。滋賀は後半セットプレーのチャンスを生かせず3本のシュートでゴールなし。奈良もその後は追加点なく試合終了。2-0で奈良が勝ち連勝。滋賀は連敗となった。

 17日はFCティアモ枚方とHonda FCが「たまりく」で対戦。Hondaは30分にPKのチャンスを得ると川畑隼人が決め先制。前半は9本のシュートを放ったHondaは39分にはやや右サイドの直接FKから相手のクリアボールを松本和樹がミドルシュートを決め2点目。枚方はシュート4本でゴールなくHondaが2点リードで折り返す。後半は57分に枚方は自陣から繋いだボールから前線にパスを出すと森本ヒマンが抜け出しドリブルで上がりながら相手GKと一対一となり落ち着いて決め1点を返す。その後は後半シュート数で上回る枚方だったが決定機に決め切れず、Hondah後半はシュート2本でゴールなくこのまま試合終了。Hondaが1点差で勝ち4連勝。枚方は連敗となった。

 クリアソン新宿とFC大阪は「味フィ西」で対戦。前半8分にFC大阪はペナルティラインから5mぐらい離れた中央の位置でFKのチャンスを得ると日高慶太が左下隅に直接決め先制。その後は新宿がボールの主導権を握る時間が多く32分に左サイドで繋いだボールに最後は池谷友喜が角度のないところから決め同点とする。その後は互いにゴールなく1-1の同点で折り返す。後半はシュート数で上回るFC大阪が82分に右サイドの直接FKからのボールにゴール前で岩本知幸が相手との競り合いから頭で合わせ再びリード。その後は相手の反撃を抑えながら前線ではボールをキープするFC大阪。後半の新宿は2本のシュートでゴールなく試合終了。FC大阪が1点差で3試合ぶりの勝利。新宿は西が丘の2連戦は連敗となった。

 18日はFCマルヤス岡崎とFC神楽しまねが「豊田陸」で対戦。前半2分にしまねは右CKからのショートパスから菅本岳がクロスを入れるとゴール前ニアサイドで谷尾昴也が頭で繫ぎ落としたボールを最後は川中健太が右足で詰め先制。その後はボールの主導権を握る時間が長いマルヤスがシュート数でも上回るがゴールならず。しまねも追加点はなく1点リードで折り返す。後半は序盤しまねが決定的なチャンスを作るが決め切れず。その後はマルヤスがボールの主導権を握る時間が多く63分に左サイドから相手のクリアボールを酒井達麿が頭で跳ね返すとゴール前でンダウターラがワントラップし決め同点に追いつく。しかし、しまねも66分に左サイドで繫いだボールから高畑智也がクロスを入れるとゴール前で右足を伸ばして決め再びリード。その後は後半だけで10本のシュートを放ったマルヤスが決定的なチャンスを作るもしまねの守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。しまねが1点差で5試合ぶり勝ち15位に順位を上げる。マルヤスは連敗で5位に順位を下げた。

 次節(第17節)は7月23日(土)に2試合、24日(日)に6試合が開催される。