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第24回JFL 第19節「ホンダロックSCが第9節以来の勝利!」


第19節 ホンダロックSC vs クリアソン新宿(2022/8/27)より

 第24回JFL第19節が8月27日(土)に3試合、28日(日)に5試合が開催された。

 2位のFC大阪は高知に勝ち暫定首位に浮上、首位の奈良は武蔵野と引き分け3位に順位を落とす。V大分はホームでチーム過去最多となる8,011人の入場者となったが鈴鹿に敗れ、ロックは新宿に2-0で勝ち第9節以来の勝利となった。

 27日はソニー仙台FCとFCマルヤス岡崎が「めぐみB」で対戦。前半から互いに相手陣内でチャンスを作るがシュート数ではソニーが4本、マルヤスが5本を放つも相手の守備も堅く、特にソニーは相手の強力な前線の選手に対しては体を張った守りで決定打を許さず前半はスコアレスで折り返す。後半は互いにシュート3本ずつもマルヤスは5本のCKや多くの直接FKから高さを生かして攻め込むも前半同様のソニー守備陣の好守に阻まれゴールならず。ソニーは前線の選手のシュートが少なくゴールなし。試合はスコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。

 ホンダロックSCとクリアソン新宿は「宮崎市」で対戦。前半は風上のロックが相手陣内に積極的にボールを入れる展開が続く状態。決定的なシーンもあったが新宿の堅い守りの前にゴールに繋がらず。新宿はカウンターからチャンスを作りシュート3本を放つもゴールなし。そして前半終了間際にロックは右サイドから木橋朋暉がゴール前にクロスを入れるとゴールを背に受けた日野友貴が体を反転させて決め先制しロックが1点リードで折り返す。後半は新宿が風上に立つもシュート4本でゴールなく。逆にロックは追加点を狙って後半7本のシュートを放ち、69分に右サイドから藤山雄生がクロスを入れるとフォアサイドに走り込んだ大脇瑞城が頭で合わせ追加点。その後は互いにゴールなく試合終了。ロックが5月28日に開催された第9節の対新宿戦以来の勝利となった。新宿は前回の借りを返せず。

 Honda FCとMIOびわこ滋賀は「都田」で対戦。前半からボールの主導権を握り相手陣内で積極的に仕掛けるHondaだったが滋賀の人数をかけた守りの前に決定打が放てず。それでもHonda32分に右CKからのボールにゴール前左サイドで佐々木俊輝が頭で合わせ相手GKのこぼれ球を八戸雄太が右下隅で詰め先制。滋賀は前半シュート1本でゴールなく前半はHondaが1-0で折り返す。後半もボールの主導権はHondaが握るもののシュートまでは持っていけず追加点はなし。滋賀はカウンター等からシュート3本を放つもHondaの攻守の前にゴールが遠く後半は互いにゴールなく試合終了。Hondaが1-0で勝ち、この時点で首位に立つ。滋賀は5試合ゴールなく5連敗となった。

 28日はヴェルスパ大分と鈴鹿ポイントゲッターズが「昭和電ド」で対戦。前半ボールの主導権を握り9本のシュートを放ったV大分だったが鈴鹿の堅い守りのあと一歩のところでゴールならず。鈴鹿はシュート2本でゴールなくスコアレスで折り返す。後半は59分に鈴鹿が右サイドから松木駿之介がドリブルで持ち込み、三宅海斗がゴール前に入れた浮き球から松木駿之介が落としたボールを中村健人が決め先制。鈴鹿の後半シュート3本に対し5本のシュートを放ったV大分だったが決定的なシュートがポストにあたるなど最後までゴールが遠く。虎の子の1点を守り切った鈴鹿は勝ち、これで4試合連続負けなし。ホームでチーム過去最多となる8,011人の入場者となったV大分だったが勝利で飾れず8位に順位を落とした。

 FCティアモ枚方とラインメール青森は「枚方」で対戦。前半から互いに積極的にシュートを放ち枚方が5本のシュートを放つもゴールなく、青森は11本のシュートを放ったがこちらも枚方守備陣の体を張った守りの前にゴールならずスコアレスで折り返す。後半は53分に青森はPKのチャンスを得るとこれをGKの廣末陸が決め先制。その後も後半は9本のシュートを放った青森が積極的に仕掛けるも追加点はなし。枚方もシュート4本を放つも決定的なチャンスは少なく最後までゴールなく試合終了。青森が1点のリードを守って勝利。敗れた枚方は連勝ならず。

 ヴィアティン三重とFC神楽しまねは「アサスタ」で対戦。前半はシュート数でV三重が7本、しまね3本とV三重がボールの主導権を握りチャンスを作りシュート数で上回るもゴールなし。しまねは決定的なチャンスは少なくゴールなしのスコアレスで折り返す。後半は64分にしまねは64分に右サイドから加倉広海がドリブルで持ち込み長いグラウンダーのクロスを入れると逆サイドから走ってきた髙畑智也がドリブルから低く抑えたシュートで左下隅に決め先制。その後はV三重が相手陣内で積極的に仕掛けるもしまね守備陣の体を張った守りの前に最後までゴールが遠くこのまま試合終了。虎の子の1点を守り切ったしまねが勝ち4連勝。V三重は連敗となった。

 高知ユナイテッドSCとFC大阪は「春野陸」で対戦。前半26分にFC大阪が右サイドの距離のある位置から舘野俊祐が放った直接FKからのボールにフォアサイドに飛び込んだ坂本修佑が頭で合わせ先制。しかし高知は33分にやや左サイド直接FKの稲積大介の素早いリスタートから西村光司がクロスを入れるとゴール前で西村勇太が左足で合わせ同点。前半は1-1で折り返す。後半はFC大阪がボールを持つ時間が多いものの決定的なシーンは少なく、高知はシュート2本でゴールなく。そして終盤の89分にFC大阪は左サイドで舘野俊祐のロングスローからゴール前でエフライン・リンタロウが頭で繋いだボールに田中直基が左足で抑えたシュートがゴール右下隅に決まってこれが決勝点となりFC大阪が勝ち4連勝で暫定首位に返り咲き。高知は連敗となった。

 東京武蔵野ユナイテッドFCと奈良クラブは「味フィ西」で対戦。前半から攻守の切り替えの展開で互いに相手陣内に攻め込み武蔵野が4本、奈良が5本のシュートを放つもゴールにはならずスコアレスで折り返す。後半は武蔵野がボールの主導権を握る展開が多くシュート8本を放ち83分には梁賢柱が左サイドをドリブルで駆け上がり連続シュートから最後は相手GKのクリアボールから右サイドに走り込んだ松澤彰が右足で押し込み先制。後半は6本のシュートを放った奈良が86分にサイドチェンジから左サイドを長島滉大がドリブルで駆け上がりクロスを入れるとゴール前で片岡爽が相手を交わしながら左上隅に決め同点。その後は互いにチャンスを作るがゴールなく試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。

 次節(第20節)は9月3日(土)に3試合、4日(日)に5試合が開催される。
 また8月31日には代替試合2試合([第16節:ソニー-V大分(めぐみA)]、[第18節:マルヤス-ロック(マルヤス龍北)]が開催される。