日本フットボールリーグオフィシャルWebサイト

TOPICS

第24回JFL 第20節「三重県対決は鈴鹿ポイントゲッターズが2-0で勝利!」


第20節 鈴鹿ポイントゲッターズ vs ヴィアティン三重(2022/9/4)より

 第24回JFL第20節が9月3日(土)に2試合、4日(日)に5試合が開催された。三重県対決は鈴鹿が2-0で勝ちアウェイ戦での雪辱を果たし、鈴鹿の三浦知良は第8節のHonda戦以来となる出場で自らのJFL最年長出場記録を更新した。
 ※3日開催予定のラインメール青森-Honda FCは開催中止(後日代替開催)となりました
 ※また3日は奈良クラブとFC大阪が「奈良橿原」で対戦し前半を0-0で折り返した後、雷により後半の開始を遅らせ、その後も雷雲が引く状況ではなく天候の回復が見込まれないため、この日の開催中止を決定しました。

 3日は東京武蔵野ユナイテッドFCとホンダロックSCが「武蔵野」で対戦。前半からボールの主導権を握りシュート数でも上回る武蔵野が29分に自陣から中央のパス回しでボールを運ぶとやや右サイドから石原幸治が逆サイドへパス、左サイドを駆け上がって受けた小林大地がドリブルで中央に切り込み決め先制。ロックは前半シュート3本でゴールなく武蔵野が1-0で折り返す。後半は52分に武蔵野が自陣から左サイドで繋ぎ石原幸治がドリブルで持ち込みゴール前にクロスを入れるとニアサイドに走り込んだ梁賢柱が右足で決め2点目。その後はロックが相手陣内に積極的にボールを入れ武蔵野ゴールを脅かすも武蔵野の守備陣が体を張った守りでゴールを許さずこのまま試合終了。2-0で武蔵野が勝ち直近3戦負けなし。中二日のアウェイ戦となったロックは連敗となった。

 4日はMIOびわこ滋賀とヴェルスパ大分が「甲賀」で対戦。前半からボールの主導権を握り12本のシュートを放ったV大分は37分に左CKからのボールにゴール前で前田央樹が頭で合わせ先制すると45分には左サイドからのクロスボールにゴール前で渡邉柊斗が頭で合わせ2点目。滋賀はシュート2本でゴールなくV大分が2点のリードで折り返す。後半もシュート数で上回るV大分は68分に左サイドからのロングクロスボールをゴール前で受けた薮内健人が落ち着いて決め3点目。滋賀は後半はチャンスが多くなり5本のシュートを放つもV大分守備陣の体を張った守りの前にゴールを許さずこのまま試合終了。3ゴールを決めたV大分が中三日で連勝、滋賀は6連敗となった。

 鈴鹿ポイントゲッターズとヴィアティン三重は「四日市」で対戦。前半からチャンスは鈴鹿が多く6本のシュートを放つもゴールも決定機に決め切れず、V三重は鈴鹿の安定した守りを崩せずシュート1本でゴールなし。前半はスコアレスで折り返す。後半は51分に鈴鹿が右CKからのボールにゴール前ニアサイドでの競り合いから今井那生が頭で合わせたボールが相手に当たりゴールに吸い込まれ先制すると60分には左サイドボールを繋ぎ上田駿斗のクロスボールにゴール前で三宅海斗が左足で合わせ2点目。V大分はチャンスを作るもシュート2本でゴールなし。そして80分には鈴鹿の三浦知良が第8節のHonda戦以来となる出場で自らの最年長記録を55歳190日に延ばした。試合は鈴鹿が2-0で勝ち第10節で敗れた雪辱を果たした。V三重は3連敗で9位に順位を落とした。

 FC神楽しまねと高知ユナイテッドSCは「松江」で対戦。前半は4連勝中で好調のしまねが20分に右CKからのボールにゴール前で下村尚文が頭で合わせ先制。高知はシュート2本でゴールなく、しまねが1-0で折り返す。後半は高知がボールの主導権を握り48分には右サイドのスローインから繋いだボールに最後は稲積大介が中央やや左サイドの距離のある位置から低く抑えたシュートをゴール右下隅に決め同点とすると56分には中盤で相手ボールを奪い西村勇太がゴール前でボールをキープし山田恭也が右サイドからクロスを入れると稲積大介が左足でダイレクトボレーシュートを決め逆転。しまねは後半シュート3本でゴールなくこのまま試合終了。高知が逆転で3試合ぶりの勝利。しまねは5連勝ならず。

 FCマルヤス岡崎とFCティアモ枚方は「マルヤス龍北」で対戦。前半は枚方が優位に攻め8本のシュートを放つも相手の攻守に阻まれゴールならず。逆にマルヤスは36分に右CKからゴール前ニアサイドで徳武正之が繋いだボールを酒井達磨が詰め先制、マルヤスが1-0で折り返す。後半はマルヤスは52分に右CKからのボールにゴール前で岡部拓実が頭で合わせ追加点。枚方は61分に相手陣内でボールを奪うとバジルからのパスを薬真寺孝弥が右足で決め1点を返すがマルヤスは65分にゴール前右サイドで相手との競り合いから酒井達磨が3点目を決めると87分には左サイドから青木翼のクロスボールにフォアサイドに滑り込んだ塩谷仁が決め4点目。その後は枚方の反撃を抑えマルヤスが4-1で勝ち連勝。枚方は3連敗となった。

 クリアソン新宿とソニー仙台FCは「味スタAGF」で対戦。前半39分にソニーは右サイドから石上輝がクロスを入れるとゴール前で内野裕太が頭で折り返したボールに秋元佑太が右足で詰め先制。しかし新宿は41分に右CKからのボールをフォアサイドで澤井直人が高い打点から頭で合わせたボールルが右上隅に決まり追いつき前半は1-1で折り返す。後半はシュート10本を放ったソニーが再三相手ゴールに迫るも新宿守備陣の体を張った守りの前にゴールならず。新宿は後半4本のシュートを放つもゴールなく試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。新宿は連敗を止め6試合ぶりの勝点。ソニーはこれで5試合勝利なし。

 次節(第21節)は9月10日(土)に1試合、11日(日)に7試合が開催される。
 また9月14日には代替試合1試合[第18節:Honda-鈴鹿]が開催される。