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第26回JFL 第1節「レイラック滋賀がチーム最多4,152人の入場者の中、3‐1で快勝!」


第1節 レイラック滋賀 vs 栃木シティ(2024/3/10)より

 第26回日本フットボールリーグの開幕戦となる第1節が3月10日(日)に8試合が開催され、連覇を狙うHondaはソニー相手に白星発進、昨年最下位の沖縄は新宿相手に4ゴール決め首位発進、HATOスタ初開催となった滋賀はチーム最多となる4,152人に入場者の中で3ゴールを決めJFL復帰の栃木Cに白星発進となった。

 Honda FCとソニー仙台FCは「都田」で対戦。前半40分にHondaは左サイドからのクロスにゴール前で相手ボールを川浪龍平がインターセプトしゴール前でつないだ浮き球にゴール前で佐々木俊輝が頭で決め先制。ソニーはシュート1本でゴールなくHondaが1-0で前半を折り返す。後半はHondaが追加点を狙って6本のシュートを放ったが決定機に決められず。しかし安定した守備でソニーのシュートをゼロに抑え試合終了。Hondaが虎の子の1点を守り切り1-0で連覇に向け白星発進。ソニーは攻撃面では決定機を作るがゴールが遠く開幕戦は黒星となった。

 ブリオベッカ浦安とFCマルヤス岡崎は「ZA市原」で対戦。前半は互いに相手陣内に攻め込むも浦安がシュート2本、マルヤスがシュート3本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半はマルヤスが58分にPKのチャンスを得るとこれを林雄飛が左足で決め先制。その後も追加点を狙って攻めるマルヤスだったが後半はシュート2本で追加点はなし。浦安も相手陣内には攻め込むも決定的なシーンは少なくシュート1本でゴールなし。虎の子の1点を守り切ったマルヤスが逃げ切って勝利。浦安は最後までゴールが遠く黒星スタートとなった。

 レイラック滋賀と栃木シティは「HATOスタ」で対戦。前日まで雪が降る中だったが試合当日は青空の中、「HATOスタ」初開催は4,152人の来場者で盛り上がる中、ホームの滋賀が左サイドの直接FKからのボールにゴール前で小野寺健也が頭で合わせ先制。栃木Cはシュートが少なくゴールなし。前半は滋賀が1-0で折り返す。後半は56分に滋賀が左CKからのボールにゴール前で菊島卓が頭で合わせ2点目。後半は栃木Cを7本のシュートを放ち73分に鈴木国友がゴール前相手のミスを左足で詰め1点を返すが79分には相手のパスをロメロフランクが奪い出したパスに榎本大輝が右足で決め3点目。その後も相手の運動量が落ち決定的なチャンスを作った滋賀だったが決定機に決めきれず。それでも2点差をつけた滋賀が3-1で勝ちJ3入会へ向け好スタートとなった。JFL復帰の栃木Cは後半の守備に課題を残す結果となり黒星スタートとなった。

 ヴェルスパ大分とアトレチコ鈴鹿は「レゾサA」で対戦。前半3分にV大分が中央でつないだボールに最後はV大分に復帰した福満隆貴が左足で決め先制すると5分に鈴鹿は左サイドからのクロスにゴール前で人見拓哉が右足で合わせすぐに追いつく。その後は互いにチャンスを作るが決められず1-1の同点で折り返す。鈴鹿は57分に右CKからのボールにゴール前で相手のクリアボールを平出涼が右足で詰め逆転。その後はV大分が相手陣内で攻め込む時間が多く後半は10本のシュートを放つが鈴鹿の体を張った守りの前にゴールならず。鈴鹿は1点のリードを守り切り齋藤監督の初陣を飾った。V大分は2年連続の開幕戦黒星スタートとなった。

 高知ユナイテッドSCとヴィアティン三重は「春野陸」で対戦。前半から優位に攻める高知は8本のシュートを放ち33分にゴール前で相手のこぼれ球を樋口叶が落ち着いて右足で決め先制すると38分には右CKからのボールにゴール前で中田永一が頭で決め2点目。V三重は前半チャンスを作るがシュート3本でゴールなく高知が2-0で折り返す。V三重は後半もチャンスを作り3本のシュートを放つが高知の安定した守りの前にゴールが遠く、逆に高知は終了間際にPKのチャンスを得ると小林心がダメ押しとなる3点目を決め3-0で勝利。敗れたV三重は今季も得点力に不安を残す結果となった。

 クリアソン新宿と沖縄SVは「駒沢」で対戦。前半から積極的に相手陣内で仕掛ける沖縄が33分にPKのチャンスを得て荒井秀賀が放ったボールは相手GKに弾かれるも自ら頭で詰め先制、36分にはゴール前での連続シュートから池髙暢希が頭で詰め2点目。新宿は前半シュート3本でゴールなく沖縄が2点リードで折り返す。後半も攻撃の手を緩めない沖縄は72分に左CKからのボールをゴール前でつなぎ最後は池髙暢希が右足で決め3点目。82分には左サイドからのボールに中央でつないだボールを伊集院雷が右足で決め4点目。新宿は後半5本のシュートを放つも沖縄の固い守りの前にゴールが遠く試合終了。昨年15位の沖縄が新宿相手に快勝で首位スタート。逆に新宿は最下位スタートとなった。

 FCティアモ枚方と横河武蔵野FCは「たまりく」で対戦。前半は武蔵野が相手陣内で攻め込む時間が多くシュート5本を放つも決定機に決めきれず、枚方はシュート1本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は枚方も5本のシュートを放ち77分には左CKからのボールにゴール前でマリックが頭で合わせ先制すると後半も5本のシュートを放った武蔵野が83分に左サイドから一宮憲太がクロスを入れると受けた山﨑舜介がドリブルから右足で決め同点に追いつく。その後は互いにチャンスを作るか決められず試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。

 ミネベアミツミFCとラインメール青森は「宮崎市」で対戦。前半から優位に攻めるミネベアが18分に右サイドからのロングボールにゴール前相手GKのクリアミスを奪った杉田達哉が落ち着いて右足で決め先制。青森は前半シュートゼロでゴールなくミネベアが1点リードで折り返す。後半もシュート数で上回るミネベアだったがチャンスに決めきれず。それでも守備陣が体を張った守りでゴールを許さず、このまま試合終了かと思われた90+4分に青森はPKのチャンスを得るとこれをGKの廣末陸が右足で決め1-1の引き分けとなり勝点1ずつを分け合った。

 次節(第2節)は3月16日(土)に2試合、17日(日)に6試合が開催される。