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第26回JFL 第2節「栃木シティがJFL復帰後、ホームで今季初勝利!」


第2節 栃木シティ vs FCティアモ枚方(2024/3/16)より

 第26回日本フットボールリーグの第2節が3月16日(土)に2試合、17日(日)に開催され、JFL初開催となる「CFS」で7年ぶりJFLに復帰した栃木Cシティ(前身栃木ウーヴァFC)は今季初のホームゲームで枚方相手に逆転で今季初勝利、その他では沖縄と高知と鈴鹿が連勝となった。

 16日はFCマルヤス岡崎とHonda FCが「マルヤス龍北」で対戦。前半は互いにシュート数は少なくマルヤス2本、Hondaが1本の中でマルヤスはFPのバックスパスに対しGKがクリアできずゴールに吸い込まれオウンゴールとなりHondaは先制し1点リードで前半を折り返す。後半は互いに相手陣内でチャンスを作り5本のシュートを放ったマルヤスが52分に右CKからゴール前相手のクリアボールを走り込んだ原耕太郎が左足で低く抑えたシュートが右下隅に決まり同点。Hondaも5本のシュートを放つが決定的なチャンスに決め切れず後半はゴールなし。マルヤスもその後は追加点なく試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合い共に連勝とはならず。

 栃木シティとFCティアモ枚方は「CFS」で対戦。前半から優位に攻める時間が長く9本のシュートを放った栃木Cだったが決定機に決め切れず。枚方も5本のシュートを放ったがこちらもゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は49分に枚方が自陣左サイド間接FKのボールから後藤卓磨が自陣からドリブルで持ち込み前方にパスを出すと左サイドから走り込んだ河合秀人が落ち着いて右足で右下隅に決め先制。しかし栃木Cは後半も8本のシュートを放ち52分には右サイドからのクロスにフォアサイドに飛び込んだ吉田篤志が頭で左隅に決め追いつくと72分にはGKのロングボールから相手GKのクリアミスを丹羽一陽が右足で決め逆転。終了間際には枚方が猛攻を仕掛けるも栃木C守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。2-1で栃木Cの逆転勝利となりホーム開幕戦を飾った。枚方は2試合連続ゴールも今季初黒星となった。

 17日はソニー仙台FCとヴェルスパ大分が「めぐみB」で対戦。強風の中での試合はボールコントロールが難しく前半のシュート数はソニーが2本、V大分が3本でゴールはなくスコアレスで折り返す。後半は49分にソニーが左サイドのスローインからゴール前でつないだボール吉森恭平が左足で決め先制。V大分は後半に相手陣内で積極的に仕掛け7本のシュートを放つもソニーの守備陣の体を張った守りでゴールを許さず。そして終了間際の90+4分にソニーは自陣からボールをつなぎ伊藤綾汰がドリブルで駆け上がりゴール前にパスを出すと信太英駿がドリブルから左足で決めダメ押しとなる2点目を決め試合終了。ソニーが2-0で勝ち星を五分に戻す。V大分は連敗となった。

 高知ユナイテッドSCとラインメール青森は「春野球」で対戦。前半から雨の中で互いにチャンスは少なく高知は3本、青森はシュート2本のシュートを放つもゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は高知がやや優位に攻める時間が多いものの終盤まではゴールなし。そして80分に高知は左サイド自陣から上月翔聖がドリブルで駆け上がりゴール前に中央にパスを出し佐々木敦河がクロスを入れ相手のこぼれ球が右サイドに行くと右サイド角度のない所から吉田知樹が右足で放ったミドルシュートがゴールに吸い込まれ先制。その後は堅い守備で青森に反撃を許さずこのまま試合終了。高知が1-0で勝ち連勝。青森は今季初黒星で勝点1のままとなった。

 アトレチコ鈴鹿とレイラック滋賀は「三交鈴鹿」で対戦。鈴鹿は前半9分に右サイドで相手ボールを奪い、つないだボールから濱名真央がクロスを入れるとゴール前ファーサイドで鈴木翔太が頭で合わせ先制。27分に相手のスローインからつないだボールを中村健人がインターセプトしゴール前にパスを出すとゴール前で人見拓哉が右足で決め2点目。前半終了間際の45+2分には萩原大河がハーフェイライン付近からドリブルで持ち込み右足でゴール左下隅に決め3点目。滋賀は前半5本のシュートを放つもチャンスに決められず鈴鹿が3-0で折り返す。後半は滋賀が54分左からのクロスボールにゴール前で相手がクリアしたボールを南拓都が右足で放ったミドルシュートが右上隅に決まり1点を返す。その後も後半もシュート数では上回った滋賀だったが追加点はなく。鈴鹿は後半シュート3本でゴールなくこのまま試合終了。開幕戦勝利対決は3-1で鈴鹿が勝ち連勝とした。

 ヴィアティン三重とクリアソン新宿は「ラピスタ」で対戦。前半21分にV三重は左サイドからつないだボールに最後はゴール前で児玉慎太郎が体勢を崩しながらも右足で決め先制。41分には左サイドで児玉慎太郎が相手ボールをカットしパスを出すと寺尾憲祐がドリブルで持ち込み右足で左下隅に決め2点目。新宿もチャンスを作りシュート9本を放つがゴールなくV三重が2-0で折り返す。後半はV三重が59分に左CKからつないだボールに最後はゴール前で梁賢柱が左足で決め3点目。72分には左サイドからのクロスにゴール前で大竹将吾がつないだボールを加倉広海が左足で決め4点目。新宿は後半6本のシュートを放つも最後までゴールが遠くこのまま試合終了。V三重が4-0で勝ち星を五分にする。新宿は2試合連続0-4の黒星となった。

 横河武蔵野FCとミネベアミツミFは「駒沢」で対戦。前半23分に武蔵野は小林大地が左サイドからゴール前にクロスを入れ相手のクリアボールを石原幸治が右足で豪快なミドルシュートをゴール左下隅に決め先制。武蔵野のシュートはこの1本のみに対しミネベアは3本のシュートを放つもゴールなく武蔵野が1-0で折り返す。後半は54分ミネベアが相手陣内でボールをカットしつないだボールに鈴木陽介が右サイドからクロスを入れるとゴール前にファーサイドに走りこんだ田中大和が左足で詰め同点。しかし武蔵野は73分に中央でつないだボールから後藤京介が左足で豪快なミドルシュートを決め再びリードすると82分にはやや右サイドの位置から後藤京介が左足で直接FKを左隅に決めダメ押しとなる3点目。その後はミネベアの反撃を抑えた武蔵野が3-1で勝ち今季初勝利。ミネベアは前後半で相手を上回る10本のシュートを放つも1点のみで今季初黒星となった。

 沖縄SVとブリオベッカ浦安は「タピスタ」で対戦。前半から優位に攻める沖縄は4本のシュートを放つも浦安守備陣の体を張った守りの前にゴールならず。浦安はシュートゼロでゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は互いにチャンスを作り5本ずつのシュートを放つも終盤まで決定的なチャンスは少なく終盤へ。そして90分に沖縄は右サイドのスローインからゴール前で我那覇和樹が頭でつないだボールを有田朱里がワントラップして右足で決め、これが決勝点となり1-0で勝利。昨年の沖縄決戦で終了間際、浦安相手に決勝点を決められた借りを返す形となり連勝で首位をキープした。浦安は2試合連続0-1の黒星となった。

 次節(第3節)は3月23日(土)に2試合、24日(日)に6試合が開催される。