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第26回JFL 第7節「ヴィアティン三重が横河武蔵野FCとの接戦を制し2位に浮上!」


第7節 ヴィアティン三重 vs 横河武蔵野FC(2024/4/28)より

 第26回日本フットボールリーグの第7節が4月27日(土)に2試合、28日(日)に4試合、29日(月・祝)に2試合が開催され、首位の高知はHondaに逆転勝ちで開幕から7連勝、V三重は武蔵野相手に終盤のゴールで接戦を制し2位に浮上した。

 27日はブリオベッカ浦安とアトレチコ鈴鹿が「D1秋津」で対戦。前半は開始早々の浦安の猛攻に耐えた鈴鹿が8分に右サイドから福元友哉がクロスを入れるとゴール前ファーサイドに走り込んだ人見拓哉が体ごと押し込み先制。その後は相手陣内で攻める時間が多い浦安が40分に右サイドでボールをつなぎ志村滉がクロスを入れると峯勇斗がニアサイドで頭で合わせ同点し前半は1-1で折り返す。後半は58分に鈴鹿は左サイドからのクロスにファーサイドで人見拓哉が頭で合わせたボールが相手FPにあたりゴールに吸い込まれ再びリード。その後は互いに相手陣内でチャンスを作り後半は互いに4本ずつのシュートを放つが追加点はなく試合終了。終了後の浦安の猛攻を抑えた鈴鹿が1点差を守り切り第2節以来の勝利、浦安は連敗となり今季6敗目となった。

 FCマルヤス岡崎とラインメール青森は「CSア港」で対戦。前半は互いの相手陣内までボールを運ぶも決定的なチャンスは少なくシュートもマルヤス0本、青森1本でゴールなくスコアレスで前半を折り返す。後半は序盤から仕掛ける青森が52分に自陣からのロングボールに前方ぬい抜け出したベッサが相手GKを交わしながら左足で決め先制。その後は青森が相手陣内でボールをつなぐ時間が多く83分にはPKのチャンスを得るがマルヤスGK角井栄太郎が相手のPKを止め追加点は許さず。そしてマルヤスは90+2分に林雄飛がゴール前にロングボールを入れると前田央樹、塩谷仁が頭でつなぎ最後は岡部拓実が右足で決め同点に追いつく。その後はマルヤスが相手陣内に攻め込むがゴールならず試合終了。1-1で勝点1ずつを分けあった。マルヤスは3試合ぶりの勝点、青森は2試合連続の引き分け。

 28日は高知ユナイテッドSCとHonda FCが「春野陸」で対戦。前半5分にHondaは左サイドで岡﨑優希がキープしたボールから岸田悠佑がクロスを入れるとゴール前で岩切拳心が体を反転させながら左足のダイレクトボレーで決め先制すると高知は29分に左CKからのボールをゴール前二アサイドで新谷聖基が頭で合わせ同点とすると36分には中央付近で相手との競り合いから出たボールに高野裕維がドリブルから左サイドにパスを出すと樋口叶がドリブルで持ち込み斜めから左足で決め逆転し前半は高知が2-1で折り返す。後半はHondaが相手陣内でボールをキープする時間が長くシュート6本を放つが高知の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。高知は後半シュート3本で追加点はなく試合終了。高知が逆転で1点差を守り切り開幕からの連勝を7に伸ばした。Hondaは今季初の複数失点で敗れた。

 ヴィアティン三重と横河武蔵野FCは「ラピスタ」で対戦。前半は好守の切り替えの早い展開で互いに相手陣内でチャンスを作りV三重が4本、武蔵野が5本のシュートを放つがゴールには結びつかず前半はスコアレスで折り返す。後半は序盤から武蔵野が相手陣内で攻め込む時間が多く9本のシュートを放つがV三重の守護神である森建太の好セーブ等でゴールを許さず。そしてV三重は89分に右サイドのロングスローからゴール前の競り合いから出たこぼれ球を木戸皓貴が左足でシュートし田村翔太が右足で詰め先制。その後は武蔵野の猛攻を抑えたV三重が虎の子の1点を守りきり1-0の勝利で2位に浮上した。武蔵野は2試合ぶりの黒星で3試合勝利なし。

 クリアソン新宿とソニー仙台FCは「味フィ西」で対戦。前半序盤はソニーが優位に攻めシュートがポストに当たるなど前半は7本のシュートを放つがゴールなし。新宿は中盤から終盤にかけてチャンスを作りこちらも前半は7本のシュートを放つがゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半はソニーが50分に布方叶夢が右サイドをドリブルで駆け上がりクロスを入れるとゴール前フォアサイドで伊藤綾汰が左足で合わせ先制、62分には自陣でボールを奪うと山田晋平が速いドリブル突破からゴール前まで持ち込みクロスを入れるとフォアサイドに走り込んだ加藤佑弥が角度のない所から左足で決め2点目。新宿は84分に相手ゴール前で相手FPのミスからのこぼれ球を今井聖士が奪い相手GKとの一対一の状況で落ちついて左足で決め1点を返す。その後も新宿は相手陣内に攻め込むもののソニー守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。ソニーが1点差で勝ち3試合ぶりの勝利で星を五分に戻す。新宿は3試合ぶりの黒星で今季4敗目となった。

 ミネベアミツミFCとヴェルスパ大分は「宮崎市」で対戦。前半17分にミネベアは自陣GKからのボールからハーフウェーライン付近での競り合いのこぼれ球を拾った田中大和が左サイドをドリブルで駆け上がりクロスを入れるとゴール前に走り込んだ藤井奨也が左足で合わせ先制。V大分は23分にPKのチャンスを得るとこれを堀研太が左足で決め追いつくと26分には藤本拓臣がドリブルで左サイドをドリブルで駆け上がりクロスを入れると池内龍哉が左祭で合わせ逆転。その後は互いにチャンスを作るがゴールなくV大分が1点リードで折り返す。後半はV大分が相手陣内で攻める時間が多く74分にV大分が今村優介からの浮き球に前方に抜け出した鈴木啓太郎がゴール前やや右サイドから相手を交わしながら右足で決め3点目。ミネベアもチャンスを作るがシュート2本でゴールなく試合終了。V大分が2点差をつけ勝ち今季2勝目、ミネベアは2試合連続3失点での黒星となった。

 29日(月・祝)はFCティアモ枚方とレイラック滋賀が「ヤンマースタ」で対戦。前半は滋賀が相手陣内で攻める時間が多くシュート7本を放つが枚方の守りが堅くゴールなし。枚方は前半シュート3本で終盤にカウンターから決定的なチャンスを作るが滋賀の守護神であるGKの伊東倖希の好セーブもありゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は60分に枚方が左サイドを河合秀人がドリブルで駆け上がりクロスを入れるとゴール前に飛び込んだ森本ヒマンが右足で押し込み先制。その後は滋賀が相手陣内で攻める時間が多く後半だけで16本のシュートを放つが枚方の守護神である冨澤凜太郎の好セーブや守備陣が体を張った守りでゴールを許さずこのまま試合終了。虎の子の1点を守り切った枚方が勝ち3連勝で3位に浮上した。滋賀は今季3敗目となった。

 沖縄SVと栃木シティは「タピスタ」で対戦。前半は互いに相手陣内に攻め込み沖縄が5本、栃木Cが4本のシュートを放つが互いに守備も堅くゴールなしのスコアレスで前半を折り返す。後半は53分に栃木Cがカウンターからゴール前でつなぎ最後は山崎亮平がやや右サイドから相手を交わしながら左足で決め先制すると55分には左サイドゴールラインギリギリのところから田中パウロ淳一がクロスを入れるとゴール前に飛び込んだ山崎亮平が右足で押し込み2点目。72分にはPKのチャンスを得るとこれを田中パウロ淳一が左足で決め3点目。沖縄は90分に右サイドから山田涼太がクロスを入れゴール前ファーサイドにいた秋本和希が落ち着いて右足で決め1点を返すが反撃及ばずこのまま試合終了。栃木Cが2点差をつけ勝ち連勝で5位に浮上、沖縄は今季初黒星で4位に順位を落とした。

 次節(第9節)は5月4日(土)に4試合、5日(日)に3試合、6日(月・祝)に1試合が開催される。