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第26回JFL 第10節「Honda FCが3連勝で3位に浮上!」


第10節 Honda FC vs 沖縄SV(2024/6/1)より

 第26回日本フットボールリーグの第10節が6月1日(土)に3試合、2日(日)に5試合が開催され、枚方と高知の首位決戦は雷中断後に先制した高知が1点を守りきって首位をキープ。Hondaが沖縄に勝ち3連勝で3位に浮上した。

 1日はHonda FCと沖縄SVが「都田」で対戦。前半は優位に攻めるHondaが8本のシュートを放つもゴールなし。沖縄は4本のシュートを放ったがこちらもゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は53分にHondaが左CKから相手のクリアボールに八戸雄太がゴール前にクロスを入れ池松大騎が頭で折り返したボールを岸田悠佑が右足で合わせ先制。81分にはカウンターから自陣でボールを受けた岡﨑優希がそのままドリブルで持ち込み最後は相手を交わしながら左足で決め追加点。90+2分には右CKからのボールにゴール前で児玉怜音が頭で落としたボールを松本和樹が右足で詰め3点目。沖縄は後半シュート3本を放つも決定機に決め切れずゴールなく試合終了。Hondaが3-0で勝ち3連勝。沖縄は今季2敗目となった。

 ソニー仙台FCとヴィアティン三重は「角田」で対戦。前半はV三重が相手陣内でチャンスを多く作り3本のシュートを放つも決定機に決め切れず。ソニーは前半シュートゼロでゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半はV三重が68分に自陣からのロングボールをつなぎ左サイドから児玉慎太郎がクロスを入れるとゴール前で大竹将吾が相手と競り合いながら頭で合わせ先制。V三重の後半シュートはこの1本のみで追加点はなし。終盤にかけてソニーは相手陣内でのチャンスを多くなり90+2分にソニーは右サイドから後藤裕二が横パスを出し信太英駿がシュートを放ち相GKのこぼれ球を藤原元輝が右足で詰め同点。その後はゴールなく試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分けあった。ソニー、V三重ともに2試合ぶりの勝点を獲得。

 栃木シティと横河武蔵野FCは「CFS」で対戦。前半3分に栃木Cはカウンターからボールをつなぎ吉田篤志が左サイドからクロスを入れるとゴール前に走り込んだ藤原拓海が左足で合わせ先制。27分にはPKのチャンスを得るとこれを吉田篤志が左足で決め2点目。40分には右CKからのボールにゴール前で吉田篤志が頭で合わせ3点目。武蔵野もチャンスを作り3本のシュートを放つも決定機に決められず栃木Cが3-0で折り返す。後半は互いに相手陣内でチャンスを作り栃木Cが6本、武蔵野が4本のシュートを放つが互いの守備陣が体を張った守りでゴールを許さず後半はゴールなく試合終了。栃木Cが3-0で勝ち3試合ぶりの勝利、武蔵野は連敗となった。

 2日はレイラック滋賀とクリアソン新宿が「甲賀」で対戦。前半は滋賀が優位に攻める時間が多くシュート5本を放つが新宿の守りが堅くゴールなし。新宿もチャンスを作るがシュート2本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は59分に新宿が右CKから相手のクリアボールをつなぎ最後は佐野翼が右足で決め先制。その後も追加点を狙って後半は5本のシュートを放つも決定域に決めきれず。滋賀もチャンスを作るが3本のシュートでゴールなく試合終了。新宿が虎の子の1点を守り切り第5節以来の勝利で次節の国立開催に向け弾みをつけた。滋賀は3試合ぶりの黒星となった。

 ヴェルスパ大分とブリオベッカ浦安は「JLスタ」で対戦。前半12分に浦安は直接FKからのボールに相手のクリアボールを峯優斗が右足で豪快なミドルシュートを決め先制。V大分はシュート数では相手を上回り40分に自陣からの縦パスに抜け出した藤本拓臣が右足でシュートし相手GKのこぼれ球を中村真人が右足で詰め同点とし1-1で前半を折り返す。後半は75分に右CKからゴール前相手のクリアボールをつなぎ最後は池内龍哉が右足で左下隅に決め逆転。しかし浦安は85分に自陣からボールをつなぎ最後は村越健太からのクロスにゴール前で菊地紘平が頭で合わせ同点。その後は互いにチャンスを作るが決められずこのまま試合終了。2-2の引き分けで勝点1ずつを分け合った。

 アトレチコ鈴鹿とラインメール青森は「AGF鈴鹿」で対戦。前半は鈴鹿が相手陣内でチャンスを作る時間が多くシュート5本を放つも青森の守備が堅く決定機に決めきれず。青森は前半シュート1本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は青森が55分に自陣GKからつないだボールに抜け出したベッサの連続シュートから相手GKのクリアボールをつなぎ最後はベッサが左足で詰め先制。鈴鹿もチャンスを作り後半は3本のシュートを放つが青森守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。虎の子の1点を守り切った青森が第4節以来の勝利となる今季2勝目。鈴鹿は2試合ぶりの黒星となった。

 FCティアモ枚方と高知ユナイテッドSCは「たまりく」で対戦。前半は30分ごろまでは互いに相手陣内でチャンスを作り互いに4本ずつのシュートを放つがゴールなし。そして前半33分に雷による中断。14時32分に再開し高知は39分に自陣GKからのロングボールに抜け出した東家聡樹が右サイドからクロスを入れるとファーサイドに走りこんだ新谷聖基が相手を交わしながら左足で決め先制、高知が1点リードで折り返す。後半は互いに相手陣内までボールを運ぶがシュート数で枚方が3本、高知が2本と少なく、また両守備陣が体を張った守りでゴールを許さず後半はゴールなしで試合終了。虎の子の1点を守り切った高知が首位対決を制し連敗と止め首位をキープ。枚方の連勝は5で止まり6試合ぶりの黒星となった。

 ミネベアミツミFCとFCマルヤス岡崎は「宮崎市」で対戦。前半15分にミネベアは相手ゴール前での連続攻撃から相手のクリアボールを今田光が左足で豪快なミドルシュートを決め先制。マルヤスは29分にゴール前でつないだボールを原耕太郎が左足でゴール左下隅に決め同点。その後は互いにチャンスを作るが決めきれず1-1の同点で前半を折り返す。後半は67分にミネベアは左サイドスローインからのボールをつなぎ最後は前方に抜け出した木橋朋暉が左足で決め再びリード。このまま試合終了かと思われた90+7分にマルヤスは左サイドのスローインからゴール前の混戦で出たボールを若月尋が右足で決め追いつくとその1分後にはカウンターから前方に抜け出した若月尋が左足で決め逆転し試合終了。マルヤスが逆転で勝ち連勝。ミネベアは5連敗となった。

 次節(第11節)は6月7日(金)に1試合、6月8日(土)に1試合、9日(日)に6試合が開催される。