日本フットボールリーグオフィシャルWebサイト

TOPICS

第19回JFL 1st-S第14節「1st-S1位確定は最終節まで持ち越しへ!」


1st-S第14節 Honda FC、ソニー仙台FCが共に勝利(2017/6/18) より

 第19回日本フットボールリーグ ファーストステージ第14節として6月17日(土)に3試合、18日(日)に5試合が開催された。首位争いはHonda、ソニーが共に勝ちファーストステージ1位確定は次節の第15節(ファーストステージ最終節)に持ち越された。

 17日はホンダロックSCと東京武蔵野シティFCが「宮崎小林」で対戦。前半はシュート数で上回るロックが12分に諏訪園良平がFKを直接決め先制し1点リードで折り返す。後半ロックは51分に左からのFKのボールを宮路洋輔が頭で決め、更に75分にも少し距離のある左からのFKのボールを肝付将臣が頭で決め3点目。守っても好調の武蔵野の攻撃陣相手にゴールを決めさせず3-0で勝利。この日は最近の武蔵野としてはシュート数も少なく今季3度目の無得点となり3試合勝利なし。

 MIOびわこ滋賀と栃木ウーヴァFCは「東近江」で対戦。前半は滋賀が優位に攻め6分に左からの長いクロスボールからゴール前で繋いだボールを中村元が決め先制。その後も再三の決定機を得たが追加点ならず1-0で折り返す。後半も滋賀がシュート数で上回るも決めることが出来ず逆に栃木ウは65分に畦地健太が左サイドからドリブルで持ち込み決め同点にすると68分には右サイドからのクロスボールから中央で繋いだボールを佐藤祐輝が決め逆転で第4節以来となる今季2勝目。

 FCマルヤス岡崎とヴィアティン三重は「豊田陸」で対戦。前半は三重が優位の展開もスコアレスで折り返す。後半は互いにチャンスに決めることができず終盤へ83分に三重は右サイドからレオジーニョがドリブルで持ち込みグラウンダーのパスをゴール前へ。それをマルヤスの選手がクリアしたボールが後方のネットに吸い込まれマルヤスのオウンゴール。これが決勝点となり三重が今季初の連勝。

 18日はHonda FCとブリオベッカ浦安が「都田」で対戦。前半から優位に攻めるHondaは43分に佐々木俊輝がゴール前相手FPのこぼれ球を詰め先制し1点リードで折り返す。後半も優位に攻めるHondaは58分に左サイドのパスに佐々木が合わせ2点目、守っても浦安に決定的なチャンスを作らせず2-0で終了。同時刻開催のソニー対奈良戦の結果を待つ。

 ソニー仙台FCと奈良クラブは「めぐみB」で対戦。前半はソニー優位の展開で28分に左サイドからのパスを有間潤が決め先制し1点リードで折り返す。後半は奈良がシュート数で上回り53分に右サイドからのクロスボールをゴール前で繋ぎそのボールを坂本修佑が決め同点とし終盤へ。このままではHondaの1位が確定、次節に持ち越したいソニーは終了間際の90+3分に藤原元輝がGKのクリアボールを詰めこれが決勝点となり3試合ぶりの勝利で次節に逆転1位の望みを繋いだ。

 流経大ドラゴンズ龍ケ崎とヴェルスパ大分は「龍ケ崎」で対戦。前半11分に流経大は小川紘輝がFKを直接決め先制し1点リードで折り返す。後半は流経大が5本、V大分が3本のシュート数を放つも互いに守りも堅く決定打とはならずゴールなし。前半の虎の子の1点を守り切った流経大が1-0で6試合ぶりの勝利。V大分は今季2度目の連敗となり次節首位のHondaをホームに迎える。

 FC大阪とラインメール青森は「ヤンマースタ」で対戦。前半からシュート数は互いに少ないものの攻守の切り替えの速い展開。相手陣内まで互いに攻めるも互いのGK(FC大阪の城森康誉、青森の伊藤拓真)を中心とした守備陣がシュートを打たせず。また互いに決定的なシーンもあったが共に体を張った守りで最後までゴールなし。3位対決はスコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。

 ヴァンラーレ八戸とFC今治は「ダイスタ」で対戦。前半はシュート数で上回る今治が38分に右サイドを起点にした攻撃からゴール前で繋いだボールを佐保昂兵衛が決め先制し1点リードで折り返す。後半は前半シュート1本の八戸が猛反撃。再三に渡り今治陣内に攻めるも今治は体を張った守りで最後までゴールを割らせず勝利で5位八戸とは勝点1差の6位まで浮上。八戸は今季初の連敗となった。

 ファーストステージ最終節となる次節(第15節)は、6月24日(土)に武蔵野―ソニー戦の1試合、25日(日)にその他7試合が開催される。
 ※21日(水)の天皇杯2回戦にJFLからは8チームが出場する。