FCマルヤス岡崎が今季ホーム初勝利!
第27回日本フットボールリーグ第12節は6月14日(土)に2試合、15日(日)に6試合が開催され、首位の青森が敗れ、2位の沖縄は引き分けたが順位は変わらず。JFL最多入場者更新(16,755人)となった国立決戦は終盤に岩手が決勝点を決め勝ち連勝。マルヤスは今季ホーム初勝利となった。今季3度目のベンチ入りとなった鈴鹿の三浦知良は82分からの出場で今季は初出場となり、自身が持つ最年長出場記録を昨年の第30節以来となる前回から203日更新の58歳109日とした。
14日はFCティアモ枚方と沖縄SVが「たまりく」で対戦。水たまりが多くボールが転がりにくいピッチの中、前半は枚方がシュート数で上回り7本のシュートを放つが決定機に決めきれず。逆に沖縄は前半終了間際に下口竜空がやや右サイドからドリブルで持ち込みクロスを入れ相手のこぼれ球を有田朱里が右足で決め先制。沖縄が前半を1点リードで折り返す。後半は48分に右サイドでボールをつなぎ下口竜空がクロスを入れると有田朱里が頭で合わせ2点目。しかし枚方は61分に左CKからのボールにファーサイドに回り込んだ若谷拓海が右足で決め1点を返すと83分には左サイドのスローインからボールをつなぎ若谷拓海がドリブルから横パスを出すと走りこんだ宮崎樹が右足で決め同点。その後は互いにチャンスを作るがゴールなく試合終了。2-2の引き分けで勝ち点1ずつを分け合った。枚方は連勝ならず、沖縄は2試合連続の引き分けとなった。
FCマルヤス岡崎と飛鳥FCは「マルヤス龍北」で対戦。前半20分にマルヤスは中央で畔柳頼生が相手クリアボールを前方に頭で押し出すようにパスを出しゴール前に抜け出した鈴木直人が相手を交わしながら右足で決め先制。その後もチャンスを作ったマルヤスは前半7本のシュートを放つも追加点はなし。飛鳥もチャンスを作るが前半は2本のシュートでゴールなく前半はマルヤスが1-0で折り返す。後半もシュート数で上回るマルヤスが5本のシュートを放つが追加点はなし。飛鳥は後半には相手陣内で仕掛けるチャンスが多くなり3本のシュートを放つがマルヤス守備陣が体を張った守りでゴールを許さず後半は互いにゴールなく試合終了。マルヤスが1-0で逃げ切り今季ホームでは初勝利。飛鳥は4連敗となった。
15日はY.S.C.C.横浜とアトレチコ鈴鹿が「ニッパツ」で対戦。鈴鹿は前半23分の中央距離のある位置から桐蒼汰がFKを直接ゴール右上隅に決め先制。鈴鹿は前半8本のシュートを放つが追加点はなし。YSCCは前半シュート3本でゴールなく前半は鈴鹿が1点リードで折り返す。後半は鈴鹿が62分に左サイドからのクロスボールをゴール前で北村知也がダイビングヘッドで押込みを2点目。YSCCは後半6本のシュートを放ち89分に右サイドからのクロスをゴール前で中村大輝が右足で決め1点を返すがあと一歩及ばず鈴鹿が1点差で逃げ切り連勝。YSCCは3連敗となった。鈴鹿は82分に三浦知良が昨年の第30節以来となる出場で自身の最年長出場記録を58歳109日に伸ばした。
レイラック滋賀とブリオベッカ浦安・市川は「HATOスタ」で対戦。前半6分に浦安市川は6分にゴール前で菊地紘平が相手を交わしながら蹴ったボールに相手のクリアボールがゴールに吸い込まれオウンゴールとなり浦安市川が先制。しかし滋賀は36分に宮城雅史からの浮き球パスにゴール前相手のこぼれ球を抜け出した中村健人が右足で決め同点。前半は1-1で折り返す。後半は互いに相手陣内でチャンスを作り滋賀が9本、浦安市川が5本のシュートを放つが互いに守りが堅くゴールなしで試合終了。1-1の引き分けで勝ち点1ずつを分け合った。滋賀は2試合連続の引き分け、浦安市川はアウェイでは2試合連続の引き分けとなった。
ヴィアティン三重と横河武蔵野FCは「ラピスタ」で対戦。前半はV三重がシュート1本でゴールなしに対し武蔵野は優位に攻める時間が多く5本のシュートを放つが決定機に決めきれずゴールなし。前半はスコアレスで折り返す。後半は59分に武蔵野がPKのチャンスを得ると鈴木龍之介が右足でゴール右上に決め先制。後半はV三重が優位に攻める時間が多く6本のシュートを放つが武蔵野の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。虎の子の1点を守りきった武蔵野が7試合ぶりに勝ち今季2勝目で15位に浮上、V三重は7試合ぶりの黒星となった。
ヴェルスパ大分とラインメール青森は「JLスタ」で対戦。前半は優位に攻めるV大分が5本のシュートを放ち41分には竹沢一翔からの浮き球に今村優介が頭で折り返したボールを金崎夢生が頭で押込み先制。天皇杯から中三日で臨んだ青森は前半シュート3本でゴールなく前半はV大分が1-0で折り返す。後半はシュート1本のV大分に対し青森は3本のシュートを放つがV大分の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。虎の子の1点を守りきったV大分が首位青森に勝ち、勝ち点差を1に縮めた。青森は今季初黒星となった。
Honda FCとミネベアミツミFCは「都田」で対戦。前半はミネベアが8分に右サイドからのクロスにゴール前で受けた高瀬太聖がドリブルから右足で決め先制。シュート数では相手の4本を上回る6本のシュートを放ったが決定機に決めきれず前半はミネベアが1点リードで折り返す。後半は50分にミネベアの右サイドからのボールをHondaがクリアしたがそのボールに横回転がかかり相手ゴールGKの手を弾きゴールに吸い込まれオウンゴールとなり2点目。54分には澁谷雅也がドリブルから前線にパスを出すと抜け出した大脇瑞城が左足で決め3点目。Hondaは後半8本のシュートを放ち75分には右サイドからのクロスにゴール前で児玉怜音が頭で決め1点を返すが追いつくことができずミネベアが2点差をつけ勝ち今季4勝目。Hondaは今季4敗目となった。
クリアソン新宿といわてグルージャ盛岡は「国立」で対戦。JFL最多入場者数を更新(16,755人)したこの試合、前半は互いに相手陣内でチャンスを作り新宿が4本、岩手が7本のシュートを放つが決定機に決めきれず前半はスコアレスで折り返す。後半は新宿が4本のシュートを放つも相手の守備が堅くゴールなし。後半シュート6本を放った岩手は終盤の90+2分に右サイドのスローインからボールをつなぎ藤島樹騎也がドリブルで持ち込みパスを出すとゴール前で藤本憲明が右足で合わせ、これが決勝点となり岩手が勝ち連勝。新宿は4連敗となった。
次節(第13節)は6月21日(土)に3試合、22日(日)に5試合が開催される。